夏が来る前に始める熱中症対策 暑熱順化前線を公開

 少しずつ気温が上昇する季節を迎えるにあたり、「熱中症ゼロへ」プロジェクトを展開している日本気象協会はこのほど、夏になる前から体を暑さに慣れさせる暑熱順化の大切さを知ってもらおうと、日本各地で暑熱順化が必要なタイミングの目安である「暑熱順化前線」をインターネットで公開した。南の沖縄県では4月中旬から、東京などでも5月中旬から暑熱順化の取り組みが必要と注意を呼び掛けている。

公開された暑熱順化前線(日本気象協会提供)

 暑熱順化には個人差もあるが、数日から2週間程度が必要とされている。近年の地球温暖化の影響で、春でも高温になったり、5月でも夏日となったりすることも多い。まだ体が暑さに慣れる前であることから体調を崩しやすく、夏が本格化する前から、適度に汗をかく軽い運動を日常的に行うことや、湯船に漬かる入浴をするなどの暑熱順化の重要性が叫ばれるようになっている。

 今回公開された暑熱順化前線では、各地で暑熱順化を始める目安となる時期を視覚的に示した。同協会では春の気候や梅雨入りの状況を踏まえつつ、本格的な夏が始まる前に、2回目の暑熱順化前線を公表する予定。

 暑熱順化前線は、同協会の「熱中症ゼロへ」プロジェクトのホームページから見ることができる。

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