食育でもデジタル化を推進 農水省がガイドブックを作成

 食育もICTに対応しようと、農水省はこのほど、オンラインやインターネット、GIGAスクール構想による学習者用端末などを活用して効果的な食育を行うための「デジタル食育ガイドブック」を作成した。コロナ禍でソーシャルディスタンスの確保が求められる中で、デジタル食育を進めながら新たなアプローチを模索するとともに、リアルな体験とのハイブリッドな食育を実現する狙いがある。

ICTを活用した食育の実践方法をまとめた「デジタル食育ガイドブック」(農水省HPより)

 昨年改訂された第4次食育推進基本計画では、コロナ禍での食育推進の課題が挙げられ、横断的な重点事項としてデジタル技術を活用した食育の推進などが位置付けられている。

 これを受けて今回作成されたガイドブックでは、食育を実践している農林漁業者や各種団体、企業、学校関係者などに向けて、ICTを活用した「デジタル食育」のポイントを解説。「デジタル食育」を行うメリットとして、いつでもどこでも食育に取り組めることや、これまでとは異なる新しい層にアプローチできることなどを挙げ、食育の裾野を広げつつ、従来のリアルな農業・漁業体験など、五感を生かした活動も組み合わせて展開していくことを提案している。

 また、オンライン会議システムや学校の学習者用端末を活用した授業をはじめ、動画、SNS、スマホアプリなどによる情報発信など、さまざまな手法の特徴や留意点を整理し、オンラインでの食育イベントを開催する際の運営マニュアルや事例紹介も充実させ、より実践的な内容を意識した。

 同ガイドブックは、農水省のホームページで確認できる。

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