子ども食堂の場所を地図上に オープンデータ化も促す

 地域にある子ども食堂の情報を気軽に調べられるようにしようと、全国こども食堂支援センター・むすびえは4月22日、民間企業と連携して全国の小学校区のどこに子ども食堂があるかが探せる「こども食堂マップ」をインターネット上で公開した。現在、全国で確認できている子ども食堂の半数を超える3116カ所の子ども食堂の情報を反映。むすびえでは、都道府県などが子ども食堂の基本情報を集めてオープンデータとして公開すれば、さらなる民間での活用も期待できるとして、子ども食堂の共通データフォーマットを作成し、普及を目指す考え。

小学校の学区内のどこに子ども食堂があるかを確認できる「こども食堂マップ」(むすびえ提供)

 むすびえでは、2020年に学校教育情報サイトを運営するガッコムと連携して、小学校区単位で子ども食堂の有無を可視化した「ガッコム・むすびえ こども食堂マップ」を共同開発。むすびえではさらに、今年1月までに都道府県や社会福祉協議会、地域ネットワーク団体のホームページに公開されている子ども食堂の情報を収集し、今回公開された「こども食堂マップ」で、新たに子ども食堂の名称や住所なども表示できるようにバージョンアップさせた。

 さらに、都道府県が子ども食堂の基本情報を定期的に収集し、民間などが自由に利活用できるオープンデータとして公開すれば、子ども食堂への住民のアクセスが向上するだけでなく、民間がそのデータを活用して新たなサービスを展開するといったことにもつながるとして、IT企業のアイパブリッシングと共同で子ども食堂の共通データフォーマットを作成。都道府県などに活用を呼び掛けていくとしている。むすびえによると、すでに埼玉県では、このフォーマットの実装化に着手しているという。

 むすびえの湯浅誠理事長は「デジタル庁が設立され、さまざまな情報をデジタル化して市民の利便性やサービスの質の向上につなげる動きが活発になっている。子ども食堂の情報もデジタル化され、二次利用可能な形で行政が把握を進めてくれたら」と期待を寄せる。

 「こども食堂マップ」はこちらのサイトから利用できる。

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