SDGsとつながる知財創造教育 高校向けにコンテンツ作成

 今年度からスタートした高校の新学習指導要領で知的財産に関する内容が充実したことを受けて、特許庁はこのほど、高校向けに「授業で使える知財創造教育コンテンツ」を作成した。コンテンツは国連の持続可能な開発目標(SDGs)との関連性を意識して、データやブランド、デザインなど、価値創造につながるポイントを学べる構成になっており、「総合的な探究の時間」をはじめ、「情報」などの教科での活用を想定している。

授業で使える知財創造教育コンテンツの例(特許庁HPより)

 コンテンツは10個のメインコンテンツと4個の補強コンテンツがあり、メインコンテンツは「総合的な探究の時間」などでの活用を、補強コンテンツは「国語」「情報」「公民」「家庭科」などの教科での活用を想定。教員が授業で説明に使用するスライド、生徒が使うワークシート、授業の進め方や学習目標を示した指導案で構成されている。

 各コンテンツでは「私と世界の幸せ」「人々の不平等」「アイデアの魅力を表現しよう」「食を入口にして未来を探究する」など、いずれもSDGsに関連する内容を取り扱っており、発明や著作権などの知的財産に関する内容だけでなく、データの利活用やデザイン、ブランドといった、近年の社会における価値創造に欠かせない要素を取り入れた。

 コンテンツは同庁ホームページで公開されているほか、経産省の「未来の教室」事業が運営する産学連携STEAM教育コンテンツのオンラインプラットフォーム「STEAMライブラリー」でも掲載されている。

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