中学校の休日の部活動を外部に 経験者の7割以上が賛成

 来年度から地域移行が始まる休日の中学校の部活動について、ウェブマーケティング会社のNEXER(ネクサ―)が運営する日本トレンドリサーチは5月24日、中学校のときに部活動に入っていた1200人に対して行ったウェブアンケートの結果を公表した。休日の部活動の指導を民間業者などの外部に委ねることについて、3分の1を超える人が賛成と回答。どちらかというと賛成という人も含めると7割以上に上った。

中学校の休日の部活動の移行に関するアンケート結果(NEXER提供)

 アンケート結果によると、学校の休日に部活動が「あった」と回答したのは3分の2に相当する66.5%。「あった」と答えた人に、主に誰が指導にあたっていたかを聞くと▽学校の先生・職員 87.3%▽外部の指導者 7.5%▽保護者 0.3%――などだった。

 スポーツ庁の検討会議が休日の部活動の地域移行についての具体策を示した提言案で、民間業者などの外部に委ねることをどう思うか尋ねたところ、▽賛成 34.6%▽どちらかというと賛成 41.6%▽どちらかというと反対 16.1%▽反対 7.8%――で、どちらかというと賛成という人も含めると、賛成は4分の3を超えた。

 自由記述をみると、賛成の立場からは「部活動の顧問をしている時間を、授業準備や資料作成を行う時間にあてるべきだと思うから」(20代男性)、「実績のある指導者に教えていただくことが能力の向上にもなるので」(40代男性)など、教員の働き方の問題や外部の指導者による専門的な指導を期待する声があった。

 一方の反対の立場では「責任の所在があいまいだから」(40代男性)、「休日は他校との対外試合が多く、けがなどのトラブル時に学校関係者との密な連絡ができるのかが不安」(50代男性)など、学校との連携面の課題を指摘する意見もみられた。

 調査は、4月30日~5月17日にインターネットで実施。事前の調査で「中学校のときに部活動をしていた」と回答していた20代以下、30代、40代、50代、60代、70代以上の男女200人ずつが回答した。調査の全体は日本トレンドリサーチのウェブページで公開されている。

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