学校行事の一般公開、部活動の合宿可能に 埼玉県が方針

 新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にあることを受けて、埼玉県教委は5月25日、これまで一般公開を不可としていた学校の文化祭や体育祭について、感染防止対策を徹底した上で認める方針を県立学校などに通知した。部活動についても合宿を実施できるようにし、陽性者が出た場合の活動停止期間も見直す。

 県教委は23日に新型コロナウイルスの専門家会議を開き、ゴールデンウィーク以降も県内の感染状況が落ち着いていることから、これまで制限していた一部の教育活動について緩和していくことを提案し、了承された。

 具体的には、現在は保護者のみ参加できるようになっている文化祭や体育祭などの学校行事について、必要に応じて人数制限を行うなどの感染防止対策を徹底した上で、一般公開を可能とする。

 また、部活動についても、合宿は一切禁止としていたが、一般の旅行の制限がなくなり、修学旅行も実施できていることから、合宿中に陽性者が出た場合の対応などについて保護者の理解を得た上で実施できるようにする。部活動で陽性者が出た場合は7日間の活動停止としていたが、これまで5人以上の集団感染が発生した部活動の状況を踏まえ、活動停止期間を3日間に短縮し、その間に新たな陽性者が出た場合は、さらに活動停止期間を2日間伸ばすといった対応に変更する。

 県教委は5月25日に県立学校にこうした方針を通知。公立小中学校を所管する市町村教委にも参考送付する。

 合わせて県教委は、マスクの着用についても、政府の基本的対処方針の変更を受けて、学校現場としての対応を検討する方針。

あなたへのお薦め

 
特集