匿名連絡サイトに寄せられた声 「いじめ」に関する投稿増加

 子どものいじめや悩み事を学校に連絡できる、いじめ匿名連絡サイト「スクールサイン」の2021年度の投稿結果の集計が、5月26日に公表された。20年度と比較して投稿増加率が最も高かった声は「いじめ」で、21年度の投稿件数で最も多かった声は「学校や教員への苦情・不満」だったことが分かった。

投稿の約4分の1は「学校や教員への苦情・不満」だった

 21年度に「スクールサイン」に寄せられた声で最も多かった内容は「学校や教員への苦情・不満」(24.5%)、次いで「いじめ」(18.3%)、「生活態度」(17.7%)と続き、これらの3項目はいずれも前年度に比べて投稿の割合が増加している。

 最も多くの投稿割合を占めた「学校や教員への苦情・不満」は、前年度の18.2%から6.3%増加しており、その内容は新型コロナウイルス感染症に対する学校の対応への不安・不満のほか、児童生徒への指導に関する意見などがあった。

 「いじめ」に関する投稿は、前年度の10.8%から7.5%増加し、最も高い増加率となった。また、「いじめ」における被害者本人による投稿割合は、前年度の17.7%から7.9%増加して25.6%を占めており、自身がいじめの被害に遭っていることにSOSを出している割合が増えている。

 同調査は昨年4月~今年3月に、昨年度に同サイトを契約していた全国の公立と私立の小・中・高校に所属する児童生徒が投稿した1705件を、専門調査員による投稿分類方式で集計した。

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