小5で登校日にゲームをする 10年前より1割以上高く

 厚労省はこのほど、2010年生まれの子どもの生活状況などを追跡する「21世紀出生児縦断調査」の結果を公表した。登校日に3時間以上テレビを見たり、コンピューターゲームをしたりするのは、学年が上がるにつれて増加。コンピューターゲームをする割合は、01年生まれの子どもたちに対する同調査の結果よりも1割以上高かった。

登校日にコンピューターゲームをする時間の変化

 同調査は、21世紀の最初の年である01年に出生した子どもと、10年に生まれた子どもを比較するため、毎年同じ対象者に実施している。今回公表されたのは10年生まれの子どもたちのもので、11回目。調査は昨年5月25日に行い、回収数は2万3216件で、対象となっている子どもは小学5年生に相当する。登校日におけるテレビやコンピューターゲームの利用時間、学校以外での勉強時間に関する質問は、前回調査まで保護者が回答していたが、今回から子ども自身が答えている。

 それによると、登校日に3時間以上テレビを見る割合は14.7%で、学年が上がるにつれて増加していた。

 登校日にコンピューターゲームをする割合は78.8%で、こちらも学年が上がるごとに増加。時間別でみても、2~3時間未満や3時間以上の割合は、学年が上がるたびに増えており、長時間化の傾向が読み取れる。また、01年生まれの子どもたちの11歳時点での調査結果と比べると、14.1ポイント高くなっていた。

 学校以外での1日の勉強時間をみると、学校以外で勉強をする割合は92.8%だったが、学校以外で勉強しない割合は6.2%で、前回調査と比べると5.2ポイント増加した。

 その他に、母親が有職の割合は79.3%で、01年生まれの子どもの調査と比べると8.5ポイント高く、1回目の調査から増加を続けていた。出産1年前の就業状況が「勤め(常勤)」の母で、今回の調査まで継続して「勤め(常勤)」だった割合は35.4%で、01年生まれの子どもの母親の場合と比べて10.2ポイント高いなど、母親の就労が進んでいる状況も確認された。

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