保護者の98% 学校教育で非認知能力を鍛える学びに期待

 保護者の98%が「非認知能力」を積極的に鍛えるような学校教育に期待━━。イー・ラーニング研究所は5月31日、子どもがいる全国の20代から50代の親を対象に実施した、非認知能力やキャリア教育に関する調査結果を発表した。99%の親が非認知能力の育成は子どもにとって重要だと答え、98%の親が学校教育でも積極的に非認知能力を鍛えるような学びを希望していることが明らかになった。

各項目に大きな差はなく、親は幅広くさまざまな力を身に付けてほしいと考えている

 「非認知能力の育成は子どもにとって重要だと思うか」の問いには、99%が「はい」と回答。学力テストや偏差値などでは測れない非認知能力の育成への関心が高まっていることが伺える結果となった。また、「いつから非認知能力を学ぶべきだと思うか」では、7割以上が「小学生より前」と回答。「小学校低学年」を含めると9割以上となり、早い段階からの学びを望んでいることが分かる。

 非認知能力において、特に必要だと思うものについては、「自己認識(やりぬく力、自己肯定感など)」が最多で、次いで「クリエイティビティ(想像力、工夫する力など)」「意欲(学習志向性、やる気など)」が続いた。

 さらに「学校教育でも積極的に非認知能力を鍛えるような学びを行ってほしいと思うか」については、98%が「はい」と回答。子どもたちが多くの時間を過ごし、友達や教員など多くの人と関わる学校で、非認知能力についても鍛えてほしいと望んでいることが分かる。

 またキャリア教育に関する問いでは「子どものキャリア教育の場は少ないと思うか」に対して、98%が「はい」と答えており、高校で金融教育が始まるなどしているが、親はさらなるキャリア教育の機会や環境の提供を求めているようだ。

 同調査は子どもがいる全国の20代から50代の保護者を対象に、4月5~28日に紙で回答する方式で実施した。有効回答数は339人。

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