地域スポーツ団体の大会参加条件 中体連が近く正式発表

 休日を中心とした運動部活動の地域移行の動きに対応するため、日本中学校体育連盟(中体連)は6月7日までに、地域移行の受け皿とされている地域スポーツ団体などが中体連主催の大会に参加できるようにするための条件を固めた。団体競技で地域スポーツ団体などから出場できるのは1チームのみとし、運動部活動のガイドラインにのっとって適切に休養日などが設定されていることなどを求める方針。

 中体連によると、同3日に開かれた理事会で地域スポーツ団体が参加できるようにする特例案が最終審議された。関係者との調整を踏まえ、近く正式に発表する。

 特例では、都道府県中体連への加盟が認められている地域スポーツ団体であることが条件で、スポーツ庁の「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」で定められている合理的かつ効率的・効果的な活動の推進や適切な休養日の設定などを順守していること、都道府県での大会では、競技役員や審判を出すなど、運営に協力するといったことを求めている。

 また、団体競技では団体名での出場は1チームのみとし、1つの団体から複数チームが参加することは認めない。生徒が地域スポーツ団体から大会に出場する場合は、重複して在籍している中学校から大会に参加することは認められないとしている。

 中体連の大河原嘉朗専務理事は「あくまでも学校の部活動が大会の主体ではあるが、それがなかなかできなくなっている現状がある。団体競技で1チームのみの出場としたのは、公平性の担保の観点からで、大会に参加する団体には、運営でもその一員として協力を要請することになる」と説明した。

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