「花マル=褒める行為」が子どもの学習継続率を高める コクヨが調査

 花マルを日々もらっている子どもほど、学習継続率が高い━━。コクヨはこのほど、鉛筆に取り付け、日々の努力を見える化するIoT文具「しゅくだいやる気ペン」で取得したIoTデータから、親子のコミュニケーションと家庭学習習慣化の関係を調査、分析した。その結果、花マルを高い頻度(75%以上)で付けてもらっている子どもの学習継続率が高い傾向にあることが分かった。

 「しゅくだいやる気ペン」は、センサー付きアタッチメントを鉛筆に取り付けるIoT文具。スマートフォンのアプリと連動して、家庭学習に取り組んだ時間がスマートフォンに転送され、子どもの日々の努力が見える化されるシステムとなっている。アプリではカレンダー上で子どもが家庭学習に取り掛かった日付に親が花マルを付ける機能も提供されており、親の褒める行為が見える化できるようになっている。今回の調査では「花マルの付与頻度」と「子どもの学習継続率」といったデータを基に、これらの関係性を分析した。

子どもの学習継続期間と、花マルを付ける習慣のある親(付与頻度75%以上)の割合をグラフ化したもの(コクヨより)

 その結果、学習を1週間しか継続できなかったユーザーの場合、花マルを付ける習慣のある親の割合は24%程度に対して、15週継続できたユーザーの場合、花マルを付ける習慣のある親の割合が72%と高くなっていたことが分かった。

 利用者の親からは「毎日花マルをもらいたいから、必ず何かやっていた」「花マルを頑張って集めるために、忙しい日でも少しでも勉強するんだと本人のモチベーションが上がっていた」「花マルがたまっていく様子を毎日うれしそうに確認していた」といった声が集まっており、親の花マルという褒める行為によって子どものモチベーションが上がり、学習習慣化につながっていると考えられる結果となった。

 同調査は昨年12月から今年3月にかけて「しゅくだいやる気ペン」の対象ユーザー1730人から取得したIoTデータを分析した。

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