中高生がドローンをプログラミング キッズドアが特別講座

 困窮家庭の子どもたちに学習支援などを行っているNPO法人のキッズドアが主催する、中高生を対象にしたプログラミングの特別講座が6月8日の夕方、東京都港区にある芝浦工業大学で行われた。参加した子どもたちは、ドローンを使った災害救助を想定したプログラミングに挑戦。企業の協力の下で、最先端の技術に触れた。

 家庭環境の違いによる子どもたちの情報教育の格差を埋めようと、キッズドアでは昨年度から、東京都江戸川区で中高生がプログラミングなどを無償で学べる「IT Drive in 江戸川」を開催している。今回の特別講座ではキッズドアの学習会に参加している中高生らに呼び掛け、「IT Drive in 江戸川」で提供しているプログラムの一部を体験できるワークショップを行った。

 前半では、ドローンの操縦資格が取得できるスクールを運営している「ハミングバード」の鈴木伸彦代表取締役社長が、災害時のドローン活用をレクチャー。実際に江戸川区をはじめとする自治体と協定を結び、災害発生時に要請があると、すぐに同社のインストラクターがドローンを飛ばして、被災状況を調査する体制になっていることなどを紹介した。

プログラミングしたドローンを飛ばす中高生

 その上で、後半はグループに分かれて実際にドローンを飛ばすプログラミングに挑戦。ビジュアル型プログラミング言語の「Scratch」(スクラッチ)を使って、災害時の人命救助を想定したコースをクリアするプログラムを組んで、ドローンを飛ばした。

 特別講座に参加した中学3年生の女子生徒は「学校の授業でプログラミングをやって楽しかったので、この講座に参加した。実際にドローンを飛ばしてみると思ったようにいかなくて難しかった。物資の運搬などにドローンが使われ始めていることを知って、とても興味が湧いた」と感想を話していた。

 一方、高校1年生の男子生徒は「ドローンは初めて触ったが、思ったよりも簡単にプログラミングできた。もっと複雑なものもやってみたい」と、さらに高度な課題への挑戦に意欲を見せていた。

あなたへのお薦め

 
特集