都道府県教育長、女性割合最高も約1割 平均年齢61.6歳

 都道府県教育委員会の教育長のうち、女性が占める割合が過去最高となったものの、その割合は10.6%にとどまったことが6月22日、文科省の「教育行政調査(2021年5月1日現在)」で明らかになった。市町村教委でも女性教育長の割合は過去最高となったが、都道府県よりさらに低く、5.5%にとどまった。教育長の平均年齢は都道府県教委で61.6歳、市町村教委で64.1歳と上昇傾向が続いている。

教育委員会における女性教育長・教育委員の割合

 教育行政調査によれば、昨年5月1日時点の教育委員会数は1853で、一部事務組合の解散などにより、前回19年度の調査より3減少した。女性教育長の数は、都道府県では47教委で5人(10.6%)、市町村では1724教委で95人(5.5%)にとどまった。教職経験のある教育長は都道府県で11人(23.4%)、市町村で1304人(75.6%)だった。

 教育長の年齢を見ると、都道府県では50歳未満の教育長はおらず、50代が10人、60代以上が37人だった。市町村では40代以下が6人(0.4%)、50代が170人(9.9%)、60代前半が807人(46.8%)、60代後半が557人(32.3%)、70代以上が10.7%だった。都道府県、市町村とも近年、平均年齢は上昇傾向となっている。

 女性の教育委員の数は、都道府県教委で101人(43.2%)、市町村教委で3042人(41.8%)に上った。教職経験のある教育委員は都道府県で47人(20.1%)、市町村で2084人(28.6%)だった。また教育委員の平均年齢は都道府県で59.1歳、市町村では59.3歳で、前回調査と比べほぼ横ばいとなっている。

あなたへのお薦め

 
特集