タイピング指導 「ローマ字を学習する前に教えるのが難しい」

 小中学校の教職員に行ったタイピング指導に関するアンケートの結果を、情報モラル教育などを行う教育ネットと、子育てアプリなどを展開するミラボがこのほど公表した。GIGAスクール構想による1人1台端末の活用に際し、各校でタイピング指導が行われているが、その際に課題を感じることとして、「ローマ字を学習する前に教えるのが難しい」との回答が最も多かった。また、タイピングの練習を始めるのに適した学年には、半数以上がローマ字を習う小学3年生を上げた。

 同アンケートは「第1回全国統一タイピングスキル調査」を実施するにあたり、3月1日から6月10日に行われ、小中学校の教職員259人が回答した。

子どものスキルの差や、指導する時間が取れないことに課題を感じる教員も多い

 「タイピングを指導するにあたって、課題に感じていることはなんですか?」との設問には、「ローマ字を学習する前に教えるのが難しい」との回答が最も多く、 「子どもたちのスキルの個人差が大きい」「指導する時間が取れない」が続いた。この3つの課題は他の項目を大きく上回っており、多くの教職員が直面している課題であることが分かる結果となった。

 また、タイピングを練習し始めるのに適した学年については、小学3年生との回答が56%を占めた。続いて1年生、2年生がともに13%と続いた。学習指導要領では小学3年生の国語でローマ字の読み方や書き方を学習することになっており、そのタイミングを望む教員が多いものの、小学校低学年のうちから練習し始めることが望ましいと考える教員も4分の1程度いることが分かった。

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