文科省、夏休みのGIGA端末活用通知 「より創造的な課題も」

 GIGAスクール構想で整備された1人1台端末について、文科省はこのほど、積極的な利活用に向けた夏季休業期間中の取り組みを促す事務連絡を、都道府県・政令市教委などに向けて発出した。休業中には「基礎的・基本的内容の定着を図るための学習を効果的・効率的に実施したり、より創造的な課題に今後取り組ませたりすることも考えられる」としたほか、十分な通信速度が確保できていない場合などの早急な対応を求めた。

 事務連絡では、「ICTの活用を質・量ともに充実させていくためには、各教育委員会・学校などにおいて、夏季休業期間開始前のICT活用の成果・課題等を確認するとともに、夏季休業期間中に今後の更なる取り組みの充実に向けた準備を進めていただくことが重要」と指摘した。

 その上で、「端末の利活用が増加していくことも念頭に置きつつ、十分な通信速度が確保できないといった事態が生じないよう、夏季休業期間中などの機会に保守事業者などの専門家によるアセスメントを実施し、首長部局と緊密に連携をとった上で、早急に課題を解消する」ことを求めた。

 さらに、基礎的・基本的な内容の定着を図るための学習やより創造的な課題に取り組むなど、積極的な利活用を促した。また学校設置者や学校に対し、今年3月に文科省が示した方針やチェックリストを踏まえ、取り組むべき課題を洗い出し、1人1台端末の効果的な利活用を一層促進するよう求めた。

 文科省の特設ウェブサイト「StuDX Style」では、1人1台端末の活用事例や、研修で活用できる資料などを公開している。

0 コメント
インラインフィードバック
すべてのコメントを見る

あなたへのお薦め

 
特集