保護者の約9割 学校のテストのオンライン化に賛成

 イー・ラーニング研究所が保護者向けに行った「テストのオンライン化・CBTならびに親のITリテラシーに関する調査」によると、CBT自体の認知度は低いものの、約9割の保護者が学校のテストのオンライン化や英検など検定のCBT化に賛成していることが分かった。また、CBT形式でのテストを受けさせるのに適正な時期として「小学校前~小学校低学年」という意見が半数を占めており、早期からの対応を求めていることが明らかになった。

保護者は「学校のテストのオンライン化」に賛成だが、CBTへの認知度は低い

 「学校でのテストのオンライン化について賛成か」という問いには89%が「賛成」と回答。約9割の保護者が学校のテストのオンライン化に前向きであることが明らかとなった。「賛成」の理由として「どこでもテストを受けられるから」が一番多く、「テストのフィードバックがすぐ受けられるから」「テストの成績が可視化されるから」と続いた。

 「反対」の理由では、「カンニングなどの不正行為の可能性があるから」「インターネット環境の差が出るから」が多く、子どもの学習姿勢や通信環境に関する懸念を感じていることが分かった。

 ただ、このように保護者のテストのオンライン化への関心度は高いものの、「CBTという言葉を知っているか」との問いでは、「言葉の意味を理解している」と答えたのはわずか10%で、「全く知らない」が65%を占めた。

 さらに「子どもに英語や漢字などの検定をCBT形式で受けさせたいか」については、86%が「受けさせたい」と回答。「CBT形式のテストを導入するのはいつからが適していると思うか」との問いには、「小学生未満」「小学1~2年生」が多く、合わせると全体の半数を占めた。

 「自分自身のITリテラシーは高い方だと思うか」については、「低い」と「やや低い」を合わせると65%だった。加えて、「保護者を対象にした、ITリテラシーを高める取り組みは必要だと思うか」との問いでは、「必要」と「やや必要」を合わせると94%となり、子どもの教育をサポートするためにも親世代のITリテラシー向上の必要性を感じていることが分かった。

 同調査は、子どもがいる全国の20~50代の親428人に、紙での回答で行われた。調査期間は5月4~28日。

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