
文科省は7月28日、小学6年生と中学3年生の全児童生徒を対象に悉皆(しっかい)方式で実施した、2022年度全国学力・学習状況調査の結果を公表しました。今年は4月19日に行われ、調査対象者の在籍する学校を所管する全教育委員会と、小学校は1万8867校の97万8111人、中学校は9762校の92万8509人が参加しました。(参照記事:【全国学力調査】臨時休校の8割超 オンラインで授業を実施)
同調査は教育政策のエビデンスとしての活用や、児童生徒の学習上の課題を学校が把握して改善できるようにする目的で毎年行われていますが、一方で自治体間や学校間の点数競争が引き起こされるなど、本来の目的とは異なる利用や受け止め方をされているといった指摘もあり、悉皆方式から一部の学校だけを抽出する調査方式への変更を求める声もあります。
あなたは、全国学力・学習状況調査は悉皆方式と抽出方式のどちらがいいと思いますか?