指導者による暴力行為などを処分 JSPOが子ども相談窓口

 スポーツ指導者による暴力やハラスメントなどの行為から子どもを守るため、日本スポーツ協会(JSPO)はこのほど、新たに子ども用の「暴力行為等相談窓口」を開設したと発表した。弁護士による専門相談員が対応し、事実が確認できれば「JSPO公認スポーツ指導者資格認定者」や「スポーツ少年団登録者」などに対して必要な処分を行う。

 JSPOでは2013年から、スポーツ界における暴力、暴言、ハラスメントなどの行為の根絶に向けて、「スポーツにおける暴力行為等相談窓口」を設置しているが、14~21年に寄せられた相談で、高校生以下の子どもが被害者なのは約6割を占めた。

 こうした状況を受けて、今回設けられた「子どもたちのための暴力行為等相談窓口」では、小学生、中学生、高校生やその保護者らを対象とし、専門相談員の弁護士が電話、ファックス、ウェブによる相談フォームで相談に乗る。電話は毎週火曜日と木曜日の午後1時から5時、ファックスと相談フォームは24時間受け付ける。匿名での相談や、「自分は被害者ではないが不適切行為を目撃した」「相談窓口の対象になるか分からない」といったケースでも可能。

 「JSPO公認スポーツ指導者資格認定者」や「スポーツ少年団登録者」などが、スポーツ活動の場で子どもに暴力、暴言、ハラスメント、差別的言動、不適切指導などを行っていた場合は、相談内容を踏まえて、公認スポーツ指導者の資格に関して、注意、厳重注意、資格停止、資格取り消しをしたり、スポーツ少年団の登録に関して、注意、厳重注意、活動停止、登録取り消しをしたりするなどの処分を行う。

 「子どもたちのための暴力行為等相談窓口」の連絡先は、JSPOのホームページで確認できる。

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