デジタル教科書を教科書として使用できるようにする改正学校教育法が5月25日、参議院で全会一致で可決、成立した。デジタル教科書の利用はICTを活用した学習を促進するほか、障害のため紙の教科書を使った学習が困難だった児童生徒の支援につながる。2019年4月1日の施行。

アメリカンフットボールの定期戦で関西学院大の選手に3週間のけがを負わせた反則行為に非難が集中した日大は5月25日、大塚吉兵衛学長による緊急記者会見を開いた。大塚氏は冒頭、「あってはならない危険な反則行為でけがをさせ、責任を感じている。いくら謝っても謝り切れない。おわびしたい」と関学大側に陳謝した。大学スポーツの反則行為をめぐり、教学部門トップの学長が陳謝するのは極めて異例。

 京都市教委は、6月1日から休日の部活動指導手当を1時間から段階的に支給すると発表した。これまで京都市では「3時間半以上」が要件で、一律3600円の支給だった。新たな支給体系は▽1時間以上 1200円▽2時間以上 2400円▽3時間以上 一律3600円――となる。市内の公立小・中・高などの文化部を含めた全ての部活動が対象。

小学校教師の9割が英語のスキル向上に費やせる時間は1日1時間未満であることが、英会話教室運営会社イーオンの調査で分かった。週1時間未満の教師も4割に達しており、多忙を極める教師の働き方改革と自己啓発の時間確保の在り方を問う調査結果になった。

文科省が5月18日に発表した今春卒業した高校生の就職率によると、前年同期より0.1ポイント増え、98.1%となった。8年連続の改善で、1991年の調査開始以来27年ぶりの高い水準だった。景気の回復基調を背景に、文科省が厚労、経産両省などと連携して取り組んできた就職支援策やキャリア教育推進が実を結んだ形だ。

 総務省消防庁は5月14日~20日までの熱中症による救急搬送者が957人だったとの速報値を22日発表した。前年同時期と比べて1.4倍に増えており、前週比でも5.1倍と急増した。

全日本中学校長会(全日中)の第69回総会が5月24日、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催した。同校長会代議員169人を含む約600人の中学校長が出席した。新会長に選出された山本聖志東京都豊島区立千登世橋中学校校長は、就任あいさつで、「全国の中学校長の緊密な協調がなければ国家社会の発展に寄与することはできない」とさらなる結束を呼び掛けた。

アメリカンフットボールの定期戦で日大の選手が関西学院大の選手に3週間のけがを負わせた反則行為で、スポーツ庁は5月24日、日大の常務理事2人から初めて聞き取りをした。大学スポーツの悪質プレーをめぐり、スポーツ庁が関係当事者から事情を聴くのは極めて異例。鈴木大地長官は同日の取材に対し「あのプレーが起こった時点で監督、コーチの責任はあるだろう」と述べた。

 額を中指で強く弾く「デコピン」や指示棒などで「小突く」行為について、熊本市教委は体罰と新たに認定したことを明らかにした。肉体的苦痛が少ないものは、これまで体罰として扱っていなかった。5月22日に市教委が発表した2017年度の「体罰に関する調査報告」から新基準で認定している。

文科省は全国学力・学習状況調査のデータを大学の研究者や行政機関に貸し出す。5月18日に同省で開催された第1回「『全国学力・学習状況調査』の個票データ等の貸与に関する有識者会議」で申請手続きが了承されたのを受け、匿名データについては5月中に受け付けを開始する。学力調査の研究分析の促進によって、エビデンスに基づいた教育施策の実施・改善に生かす狙いがある。