文科省は4月25日、教育課程部会小学校部会の第5回会合を開催。次期学習指導要領の小学校教育を通じて育成すべき資質・能力、特別な配慮が必要な児童について、たたき台案をもとに検討した。

 中教審初中教育分科会教育課程部会の生活科・総合的な学習ワーキンググループ(WG)が4月25日、文科省で第7回会合を開いた。資質・能力の3つの柱に沿った生活科、総合的な学習で育成すべき資質能力や評価の観点などの案を議論した。生活科では、生活体験からの気付きを重んじる中で、特定の知識や技能が身に付いたかだけで判断する評価は避けるべきなどの意見が出た。総合的な学習では、横断的、探究的な学びを重ねるだけでなく、社会の形成者としての自覚と参画の態度をさらに育むものにする必要性などが示された。

 熊本県などで相次ぐ地震を受け、同県の村田信一副知事らが4月25日午後、文科省を訪れた。馳浩文科相にスクールカウンセラー(SC)や被災した文教施設の危険度を判定する専門家を派遣するよう、緊急要望書を手渡した。政府は同日午前、熊本地震による災害を「激甚災害」に指定にすると閣議決定した。復興に係る費用は、今年度の補正予算に組み入れられることとなった。

 大阪府泉南市は4月8日から、市内の中学生約2千人を対象に、子どもたちが悩みや不安を直接市長や教育長に手紙で届ける「子どもの声」制度を開始している。

文科省はこのほど、学校におけるがん教育推進のための補助教材を作成した。あわせて、医師やがん経験者などの外部講師が、学校でがん教育を実施するにあたっての留意事項をまとめたガイドラインも公表した。

 文科省は4月25日、幼児教育課程部会の第7回会合を開いた。教育課程編成(カリキュラム・マネジメント)やふさわしい評価の在り方、幼児期に必要な支援方策について、たたき台をもとに話し合いが行われた。

 (公財)東京動物園協会は、昆虫採集や調べ学習で有効利用できる冊子「『まほうのシート』でかんたん!虫の名前調べ」を作成。希望する全国の学校や教員に無料で提供する。捕った昆虫を調べる際に有効な「目」ごとの分類イラストとそれぞれの体の特徴が記されている。校庭の自然探索や指導のポイントも載っており、学びが深められる。

 教員の多忙化解消のために文科省は4月21日、「次世代の学校指導体制強化のためのタスクフォース(TF)」の中間まとめ案を公表した。チーム学校の実現に向けて、スクールカウンセラー(SC)、スクールソーシャルワーカー(SSW)といった専門職員の拡充が盛り込まれた。

 文科省の「デジタル教科書」の位置付けに関する検討会議が4月22日、第7回会合を開き、新たに検討すべき課題を示した。紙の教科書との併用を行っていきたいとの意向や、子どもの健康面への配慮、保護者の負担について意見が出た。

 国際NGOの(公財)プラン・ジャパンは、被災者支援に関わる学校教職員などの関係者に向けた支援冊子「被災者の心を支えるために~地域で支援活動をする人の心得」を、希望者に無償で配布する。熊本県や大分県での地震からの復興に生かしてほしいと願っている。