養護教諭への期待 未来をたくましく生きる源づくり

養護教諭の悩み相談が新聞に寄せられていた(読売新聞7月25日)。「学校が養護教諭の仕事に対し、理解がありません。管理職から『生徒が来ないとひまでいいよね』と言われ、雑用をふられることもあります」とあった。今どきこのような管理職がいるのかとあきれる。回答者も「そうした方々は管理職としての適性を欠き、職員や保護者からの信頼を得ることはできません。そもそも、組織のトップとして専門職の職務内容を把握しているのか」と手厳しく指摘している。そのとおりであろう。

この管理職が養護教諭を、けがや体調不良の子供を一時的にみてくれるだけの「保健室の先生」と捉えているのであれば不見識極まりない。今日の養護教諭は保健室=学校の保健センターの経営者であり、学校保健の専門職としてチーム学校に欠かせない存在となっている。

「児童の養護をつかさどる」(学校教育法第37条12項)養護教諭の職務は多岐にわたる。……

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