「不祥事」がもたらす影響 信頼を取り戻し、教育の質向上へ

わが国の工業製品はかつて粗悪品・模造品と言われた時代から、人々の創意工夫と努力により品質を高め、「メード・イン・ジャパン」は良品の代名詞となった。しかし、近年は検査の不正などが相次ぎ、自らブランド価値を下げる事態に陥っている。

中には、全力で再発防止に努めると公言したにもかかわらず、何度も不正を繰り返す例もみられる。なぜこのように劣化してしまったのか。成果至上主義がまん延する中で、最も大切な品質や安全性が二の次になり、顧客を忘れ、内部の都合だけで事を進めようとしてきたつけではないか。日本の産業界、経済界が再び信頼を取り戻すことはできるのだろうか。子供たちが見ていることを忘れないでほしい。

教育界も人ごとではない。……

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