文化部活動の現状と課題 学校は「お手上げ」、ガイドラインの行方は

 スポーツ庁が公表した2017年度「運動部活動等に関する実態調査」は文化部活動も対象としており、調査結果によると土日も活動する文化部が中高共に一定数存在していることが分かった。詳細な活動実態を把握するため、文化庁は文化部活動が盛んな中学・高校81校を抽出し、今年8月にアンケート調査を実施した。

 結果、「マーチング・バトン」「郷土芸能」「吹奏楽」「日本音楽(箏曲)」「器楽・管弦楽」部の半数以上が平日平均「週5日」活動すると回答した。吹奏楽部やマーチング・バトン部は土曜日に5時間以上活動する割合が高く、長期休業期間中の活動時間も同様の傾向にあった。母数が少ないためこの数字をもって全国の傾向とみることは難しいが、習得に時間がかかるものや、日々の練習が技量を左右する部の活動日数・時間が多くなるということは言えるだろう。大会やコンテストへの出場を目指すのであればなおさらだ。

 活動時間の他にも、顧問の指導技術力不足の課題がある。……

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