中高生のサプリメント依存 自分の健康を自分で保持する能力を

 日本陸上競技連盟(陸連)は12月9日、高校駅伝の一部の強豪校で貧血治療用の鉄剤注射を不適切に使用している懸念があると明らかにした。陸連は血液検査結果の提出を義務付けるなど、対策強化に乗り出す意向を示している。

 鉄剤注射については、これまでも成長期にある中学生や高校生が持久力向上の目的で日常的に摂取し、その結果体がだるくなるなどの報告があった。過剰摂取が続けば、肝臓や心臓、甲状腺が機能障害を起こす恐れがあると言われている。そこで陸連は、2016年4月に競技力向上を目的とした鉄剤注射の自粛などを訴える「アスリートの貧血対処7ヶ条」を発表し各方面に周知したが、今般、改めて指導者の認識と倫理感が問われる事態となった。

 一連の騒ぎの中で気になったのは、最近の中高生のサプリメント事情である。……

この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。