新機軸のクッションを開発 普段はよい座位姿勢保つ

災害時は防災頭巾に早変わり

教室に自然な形でなじむピントスクール
教室に自然な形でなじむピントスクール

普段は立腰のよい座位を保ち、災害時には背面部が防炎認定取得の防災頭巾に早変わり。そんなクッション「p!nto school」(ピントスクール)の通信販売が始まった。仙台市の大型量販店でも販売される。

大阪府箕面市の(株)ピーエーエスが、同市の倉田哲郎市長と同市教委の協力で、2年をかけて開発。日本初の、姿勢教育と防災教育を兼ねた製品となった。

同社は、福祉用具や介護用品を製造・販売。体幹に障がいがあったり、車いすを利用していたりする子ども用の座位姿勢を保持するためのいすやクッションを、一人ひとりの障がい特性などに応じて作ってきた。

そのノウハウを生かしたクッション「p!nto」(ピント)を2年前から販売。防災意識の高い静岡県育ちの倉田市長や、「p!nto」を導入した学校から、これを防災面でも役立てられないだろうかとの提案を受け、開発を始めた。

開発には、年間300件以上のオーダーメードクッションを製作してきた作業療法士の野村寿子さんが携わった。

こうして完成したのが「p!nto school」。

特許出願中の座位のポジショニング技術が生かされており、尾てい骨座りになりがちだったり、体幹の軸がぶれがちだったりする座位姿勢を正しく保つ。a20160317_02

座面部と背面部に分けられ、背面部が防災頭巾となる。クッション素材はポリウレタンフォーム。重さは725グラム。軽量なので、低学年でも持ち運びやすく、扱いやすい。

問い合わせは同社/tel:0727270521

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