テスト・ドリル教材に抗菌・抗ウイルス加工 青葉出版

コロナ禍を受け図書教材会社の青葉出版は、全国の小学校で使用されているテスト・ドリル教材に抗菌・抗ウイルス加工を施し、2021年度の教材として4月1日から販売を開始する。

抗菌・抗ウイルス加工されたテスト・ドリル教材

全国の小学校の約7割で図書教材が採用されている同社は、昨年の一斉休校時から「出版社として教育現場が安心して使えるものを提供したい」と考え、教員と児童の間で頻繁に受け渡しが行われているテストやドリル教材に、抗菌・抗ウイルス加工を施した新商品を開発した。

テストについては、国語・算数・理科・社会・英語・保健・家庭科のテスト1枚1枚を、銀イオンを配合した抗菌インキで印刷し、印刷物に付着した細菌の増殖を抑制。実施から採点、返却まで衛生的に取り扱うことができる。また、ドリルと、提出と返却の頻度が高いドリルノートには、表紙に抗菌製品技術協議会(SIAA)の表示基準に適合した抗ウイルスニスを塗装し、付着したウイルスの増殖を抑制する。

同社の笹岡聖人編集部長は「この1年、学校現場はコロナ対策で疲弊している。テストやドリル教材の受け渡しによる感染リスクを下げ、少しでも不安を取り除くことで笑顔を取り戻して欲しい。今できる最大限の対策を施して開発した」と、その経緯について話した。

抗菌・抗ウイルス加工の効果はいずれも1年間持続。現場への負担も考慮し、価格は据え置きされる。

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