岡山県倉敷市立旭丘小が2年連続受賞 第12回手づくり絵はがきコンクール

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学校で団体最優秀賞、個人で特別賞
全校児童で取り組む

色彩豊かに、花火が上がって「たまや~」。ギラギラお日様の下でかぶり「夏はやっぱりスイカでしょ!」。テーマは「夏の思い出」――。

岡山県倉敷市立旭丘小学校(坂尾幸一校長、児童数307人)は、日本製紙連合会主催の第12回手づくり絵はがきコンクール団体の部で最優秀賞、個人の部で特別賞を受賞し、さきごろ羽山正孝理事長から表彰された。

同校は昨年も全校で取り組み、最優秀賞になっている。

表彰式で賞状と副賞を手渡した羽山正孝理事長は、「紙は教科書やノートをはじめ、新聞、ティシュペーパー、トイレットペーパー、段ボールなど生活にとても身近なものです。そして使った紙は、リサイクルすることで再び紙として使うことができます。紙のリサイクルを体験することで、皆さんに紙のことを知ってもらうため、コンクールをしています」と意義を話した。

「今年は12回目となり、全国から148校の小学校、2125点の作品が集まりました。その中で旭丘小学校は、2年連続の最優秀賞です。今年は個人の部でも特別賞受賞となりました」と称えた。

「紙は使った後に捨ててしまうとごみですが、分別して回収、再生すれば4、5回使えます。日本は古紙の利用率が64%です。紙は何度も使えると、これからも思い出してください」と今後もリサイクルに協力してほしいと呼びかけた。

坂尾校長は、「去年と今年と続けての受賞です。今年は5年生が個人の部で特別賞も受賞しました。とても誇らしくてうれしいです」と喜びを分かち合った。

「紙パックから絵はがきを作り、夏の思い出を描きました。みんなで力を合わせてコンクールでいい賞をとれたのが一番うれしいです。これからも紙を大事にする気持ちをもち続けましょう」と今後に向けて呼びかけた。

今年7月。4年生から6年生までの全員が紙パックを持参し、ミキサーにかけて枠に流し入れ、はがきを1人2枚ずつすいた。1枚を自分用、もう1枚を1年生から3年生までに渡した。完成したものは、8月の地域の夏祭りで展示。色とりどりの夏模様がずらりと並ぶ様は、迫力満点だった。

個人の部特別賞受賞の5年生清水璃胡さんは、夏祭りで金魚すくいをしている絵に「真っ赤な金魚 とれるかな」と言葉を添えた。「去年、家族で山口県に旅行に行ったときに金魚すくいをしました。2匹すくえました」と思い出を話す。

野球のボールに「カープ魂」と書き込んだ5年生の平松大祐君は、「広島カープの大ファンです。去年、お父さんと一緒に広島球場に試合を見にいきました。負けちゃったけど」と笑う。

坂本竜也教務主任は、「夏祭りで全員分を展示しました。地域の人たちにもリサイクルの大切さが伝わったのでは」と話し、2年連続の受賞で子どもたちの自信につながったと評価する。

個人の部最優秀賞
横浜市立中山小学校5年生 野田紀和さん

横浜市立中山小学校(柳下睦子校長、児童数463人)では、個人の部の最優秀賞授賞式が、校長室で行われた。

5年生の野田紀和さんが描いたもぎたてのトウモロコシには「はじけそうでピッカピカ」と文が添えられている。いまにも飛び出してくるようなタッチだ。

母親が買ってきたトウモロコシの「ひげが金色でやわらかく、皮も水分をたくさん含んでいました。中には今にもはじけそうなツブが窮屈そうに並んでいて、1粒1粒がぴかぴかして、つやつやしていました」と振り返る。

はがきづくりは3年生からやっており、窓ガラスにはって乾燥させた。一番はじめにできたものを祖母に送ったら、とても喜んでくれたという。「夏休みに食べたトウモロコシ、作ったはがき、賞をもらったこと、全てが宝物になりました」と感想を話した。

コンクールは、全国の小学校を対象に平成16年から毎年行われている。紙パックからオリジナルの絵はがきをつくる体験を通して、リサイクルの大切さを学んでほしいとのねらいだ。