第20回読後感想文コンクール 考えよう!わたしたちの快適な住まい

入選作品が決まる

中学校技術・家庭科副読本『考えよう!わたしたちの快適な住まい』の第20回読後感想文コンクールの入賞作品を決める審査会が2月2日、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で開かれた。

応募作品全7817編の中から、金賞は東京都江東区立有明中学校2年生の柳アンナさんら12人に、銀賞は東京都千代田区立九段中等教育学校2年生の西山綾華さんら15人に、銅賞は大阪府大阪市立阪南中学校2年生の浦島由芽さんら23人に贈られることになった。また今年度は、これまで継続的に応募のあった学校の中から6校に、20周年記念学校賞が贈られる。

中学校では技術・家庭科の家庭分野で住居について学習するが、「快適な住まいとはどのような条件の下で得ることができるかを考えてもらおう」と、集合住宅の管理で知られる日本総合住生活株式会社(廣兼周一社長)では、教材備品発行大手の株式会社全教図(桜井健一社長)の協力を得て、同副読本(監修・小澤紀美子東京学芸大学名誉教授)を平成8年から刊行してきた。20年目となる平成27年度は、全国の中学校を対象に18万部を無料配布した。

今年度のコンクールには自分と家族、周囲の人々にとっての『快適な住まい』を追究した優秀作品が多数寄せられた。

小澤紀美子審査委員長は「20周年の節目に約8千の作品が寄せられたことは、感慨深い。学校教育で言語活動が重視されてきた成果だろう。優秀作の多いなかでも、持続可能性や多様性をテーマとした作品が印象深かった。今後も自らの思考回路をフル稼働させ、作文という表現を通じて、正解のない課題に取り組んでほしい」と述べた。