関西教育ICT展を開催 8月4、5日 インテックス大阪

一般社団法人日本教育情報化振興会は、8月4、5の両日、大阪市のインテックス大阪で関西教育ICT展を開催する。同会は、かねてより関西エリアでの教育ICT展示会を検討してきたが、この度、一般財団法人大阪国際経済振興センター、テレビ大阪(株)、(株)テレビ大阪エクスプロとの共同主催というかたちで展示会の開催を実現した。

教育の情報化は西日本が進んでいると言われながら、これまで関西エリアにおける教育ICT関連の展示会は東京エリアと比べて少なかった。このため、今回の関西教育ICT展は、関西エリアで大きな注目を集めている。同会では、2日間で8千人の来場者を見込んでいる。

日本教育情報化振興会は、教育の情報化を推進している団体であるが、単に情報機器やシステムの導入の促進を目的といているのではなく、学校でのよりよい教育の実現を第一に考え、そのための手段としてICTの活用を提案している。関西教育ICT展も、技術主導のセンセーショナルなテーマではなく、「ICTで教育力を高める! 教育現場で使えるICT環境の提案」という地に足のついた教育現場目線のテーマを掲げている。

そのため、展示だけではなく、39セミナーを開催する。日本を代表する教育の第一人者が続々と登壇する。学習指導要領の改訂が議論され、知識・技能の習得に加えて、思考力・判断力・表現力などの汎用的能力の育成が期待される中、ICTの活用がそれにどう貢献できるのか。そういったことについてのヒントも得られるのではないだろうか。

また、関西エリアは教育ICT環境の導入が突出しているというわけではないが、ユニークな取り組みをしている地方自治体が多く、その実践事例も多く発表される。セミナーの事例発表の中で出てきた機器・システムがどのようなものなのか、実際に展示会場で確かめることができる。他の展示会とは、一味違った展示会になることが期待される。

同会の会員企業を中心に、124社が一堂に会して展示を行う。授業でのICT活用についての展示は、電子黒板、書画カメラ、タブレットPCなどの教育機器・設備、教師や児童生徒が使うコンテンツ/ソフトウェア、授業支援システム、特別支援教育用システムなど多岐にわたる。

校務支援システムについても多く出展されている。学校では、それぞれの機器・システム・コンテンツなどを連携させて使用するので、本展示会では機器・システムなどの分類によるゾーン分けをしていない。そのかわりに、出展者一覧には、出展者ごとに対象領域が明示されている。

同会の対象は、小学校・中学校・高校といった初等中等教育というイメージがあるが、今回の展示会では大学教育や企業内教育も対象としている。そのため、特定非営利活動法人日本イーラーニングコンソーシアムの協力を得て、展示会場内にeラーニング・トレンド・フェアを併催し、最新のeラーニングのトレンドを紹介する。セミナーでも、大学や企業でのICT活用やアクティブ・ラーニングの実践事例が多く発表される。

同会は現在、文部科学省の委託を受けてICT活用教育アドバイザー派遣事業を実施しているが、これとは別に独自事業として、地方自治体向けに教育ICT環境整備促進のためのセミナーおよび相談会を各地で開催する予定である。この一環で、セミナーのひとつとして、「ICT環境整備のポイント&相談会」の時間を設けている。また、同会ブースにおいても随時相談コーナーを設けている。

一般社団法人日本教育情報化振興会 赤堀侃司会長から

大阪を拠点とする共催団体の熱い思いのお蔭で、関西教育ICT展が実現できました。今日、教育ICTは、教育の流れを変える力を持っています。ぜひ、会場にお越しいただき、展示やセミナーで、新しい息吹に触れてください。

詳細は関西ICT展ホームページ

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