第12回 昭和シェル石油 環境フォト・コンテスト [わたしのまちの○と×] 入賞作品決定!

同コンテストは小学校、中学校、高校・高等専門学校の3部門から構成され、今年もたくさんの応募があった。コンテストを環境教育教材、夏休み・部活動の課題として活用している。第12回コンテストの入賞作品が決定した。「学校団体部門」で受賞した一部の学校の取り組みを紹介する。

その他の学校団体賞、個人賞は昭和シェル石油公式ホームページに。


 

私立広尾学園中学校(東京都)
私立広尾学園中学校(東京都)
私立広尾学園中学校(東京都)〈最優秀賞〉

本校は、ICT先進校としてテクノロジー活用を積極的に進める一方で、自分たちの身の回りをしっかりと見つめてほしいという考えから、中学生全員が夏休みの課題として今回の課題に挑むことにしました。

このコンテストは、さまざまな教科を横断して多様な課題を捉える非常に良い機会になると思います。美術の課題として取り上げたことで、生徒が感じた気持ちをいかに伝えるか、写真も1枚だけではなくさまざまな方向から撮ることで意図が明快になる点も伝えました。そういった視点や考え方は、地球全体を考えるときにとても大切であると感じております。

今現在起こっているさまざまな問題を、生徒たちが将来いろいろな角度で見つめ直し、自分の意見を発信できるようになってもらいたいと思っています。この度は、このような賞をいただき、誠にありがとうございました。

私立湘南白百合学園小学校(神奈川県)〈優秀賞〉

この度は、学校団体優秀賞及び個人作品においても優秀賞をいただき、大変光栄に思います。今年度初めて、夏休みの自由課題のひとつとして、5年生の児童にこのコンテストを紹介し、応募させていただきました。

ふだんあまり気にせずに見ている「わたしのまち」を、「いつまでも残したいと思う(〇)視点と今すぐ変えなければいけないと思う(×)視点」という明確な基準を持って見直すということは、見過ごしてきたものの中に課題を見つけるという点で、大変すばらしい活動になると思いました。夏休みの課題の中には、作文や新聞づくりなどもありますが、その中から子供たちは環境フォト・コンテストの作品作りを自ら選んで取り組んでいるので、どの作品も「わたしのまち」に対する思いが込められているように感じました。今後も、子供たちが自分の周りの環境に目を向けられるような学習をしていきたいと思います。この度は、本当にありがとうございました。

静岡市立清水辻小学校(静岡県)〈優秀賞〉

この度は子どもたちの取り組みを団体優秀賞という形で評価していただき、誠にありがとうございます。

在ることがあまりにも当たり前で、自分たちが生まれ育っている地域に対する関心が低く、さまざまな良さも問題点も気がつかずに通り過ぎている日常が強く感じられていました。自分たちの学びを地域の安心安全につなげたいと、まずは各自が地域に視点をもって歩くということから始めました。その過程で子どもたちはさまざまな課題に気づきましたが、良さは当たり前すぎて取り上げられませんでした。

その中で貴社のフォト・コンテストへの応募は子どもたちに新たな視点をもたせてくれました。現在も自分たちが知った事実をどうまとめ、どう知らせるか、役立ててもらうにはどうしたら良いのかと学びの続行中です。自分たちの学びが価値付けられたことにより、更なる学びの意欲につながるものと期待しています。

私立清風南海中学校(大阪府)〈優秀賞〉

この度は「学校団体優秀賞」、そして個人賞で「奨励賞」を頂戴し、大変光栄に思います。

本校の高等部は平成27年に文部科学省よりSGH(Super Global High school)に指定され、グローバルコースを設立しています。その活動の一環として、昨年度から本コンテストの応募をさせていただいております。生徒たちは、自分の目の前にある景色を意識的に捉え、何が問題点であり、理想像はどのようなものか頭を働かせていました。

現代社会の抱える環境問題を○か×か写真で表現する、という抽象を具体化させる活動を通じて、さらに理想を具現できる体現者へと成長する機会になったかと思います。芽生えた問題意識を持ち続け、言葉だけでなく実際に活動していく主体性を身につけてくれることを願っております。この度は本当にありがとうございました。

県立那覇高等学校(沖縄県)〈優秀賞〉

この度は、学校団体優秀賞、また個人作品においても優秀賞、奨励賞をいただき、大変光栄に思います。

豊かな感性を育むことができるよう美術のさまざまな手法で授業に取り組んでいますが、一番大切なことは、知識として頭に入れるだけではなく、身近な自然から美しい形や色を見つけ出す力を身に付けることがとても大切です。普段の生活の中で何気なく目にしている風景や身近なものにアンテナを向けることで、気づきや発見につながり、次に疑問が湧きその先の学びへと変わります。豊かな感性を育むためには、学び続けるサイクルを身に付ける必要があります。

今回の環境フォト・コンテストへの応募を通して生徒自ら身近なものに目を向け、気づきや発見、疑問から学びにつながるよいきっかけになったと思います。この度は本当にありがとうございました。

県立美祢青嶺高等学校(山口県)〈優秀賞〉

この度は、学校団体優秀賞、並びに個人作品においても優秀賞をいただき、大変光栄に思います。ここ数年、家庭科の授業のあるクラスを対象に夏休みの課題として今年は6クラス、計103人の生徒の作品を応募させていただきました。

環境について学ぶにあたって一番大切なことは「考えること」だと思います。「どうしてこうなってしまったのか」「どうしたら改善できるのか」「私たちに何ができるのか」…生徒一人ひとりが他人事ではなく、身近なこととして捉え考えていくことが大切です。このフォト・コンテストは自分の身近な環境の異変を見つけ、改善への手立てや、今の自分にできることなど、環境について深く考える良い機会になっていると感じています。

この機会を通して、生徒が美祢の美しい自然を次世代に残すとことができる人になれるよう、今後も指導に当たりたいと思います。