【連載】食育と運動で小学生のからだをつくる!ver.2 ⑥ 食卓で生活習慣を学ぶ

教材キャラクター「おわんくん」
教材キャラクター「おわんくん」
ネスレ ヘルシーキッズプログラム
一般社団法人ニュートリション運動推進会議子ども健康づくり委員会

 

今から50年ほど前に、化学物質による自然環境の破壊や人体への悪影響に対し警鐘を鳴らした『沈黙の春』(レーチェル・カーソン著)という本を読み、大変感銘を受けるとともに、食品の安全安心に対して取り組みの必要性を感じました。これが、私が食育に関わるようになったきっかけです。

明治以降「知育・徳育・体育」が教育の基本とされてきましたが、2000年代になり「健康な心身のためには食が大事」という考えから、健康のための「食」に関する基本的な知識や力を身に付けるための食育基本法が成立しました。

かつては、子供たちは多くのことを家庭の食卓で学びました。行儀作法や食事のマナーを身に付け、食事の支度や後片付けを手伝い、家庭の味が受け継がれていきました。旬の食べものや地域の特産物を知るとともに、食への感謝、大家族の祖父母への敬意や思いやりも自然と身に付いていきました。また子供たちは暗くなるまで外で遊び、夜は眠くなって早く眠ったものです。

核家族化が進む現代では、家族で食卓を囲むことすら難しくなっています。一緒に食卓についていても、テレビを見ながらの食事やおのおのが違うものを食すのでは、食卓を囲んでいることにはなりません。これでは、本来の食卓が果たすべき役割が果たせません。大人の食習慣の乱れが、子供に影響してしまっているのです。

「早寝早起き朝ごはん」は、朝食欠食率を改善する取り組みです。朝食には、睡眠中に消費された脳の栄養であるブドウ糖を補い、午前中の集中力を維持する役割があります。このような理由を説明することで子供たちの理解が得られ、小学生の朝食欠食率は約4%まで改善されましたが、さらに取り組みを続けていきます。

子供のころの生活習慣は、大人になっても変わりません。運動も同様で、子供の頃から体を動かす習慣をつけることが健康につながります。幼少期に学ぶべき正しい食と運動の生活習慣が身に付いていないのは、大変忌々しき問題です。子供の食育の担い手の一番手は家庭であるべきだと感じていますが、この現状を鑑みるに、学校が積極的に食育に取り組むことが大変重要となってきます。

私も理事として参画しているネスレヘルシーキッズプログラムは、小学校1年生から6年生までの健康課題について楽しく学べるような工夫がされています。こうした教材なども活用して、子供たちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けられるよう、ご指導をお願いいたします。

【執筆・服部幸應(一社)ニュートリション運動推進会議子どもの健康づくり委員会理事、(学)服部学園服部栄養専門学校理事長・校長】

(おわり)

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