模擬授業を養護教諭らに 高校生向けの健康教育で

バイエル薬品の「かがやきスクール」
講師からの助言などで指導法が深まった
講師からの助言などで指導法が深まった

「かがやきスクール」の模擬授業が、千葉県立幕張総合高校で、さきごろ行われた。県内高校の養護教諭ら31人が参加した。講師を務めたのは、千葉県松戸市の婦人科・産科の聖順会ジュノ・ヴェスタクリニック八田の八田真理子院長。婦人科カウンセリングも行っており、思春期の相談にも応じている。

同スクールは、バイエル薬品(株)の社会貢献事業のひとつ。女性の健康と活躍を支援する講師が派遣される。「次代を担う高校生が、女性の健康やこれからのキャリアに対して正しい知識を身に付ける機会にしてほしい」と始められた。

模擬授業の内容は、女性のライフステージとそれに対して影響を及ぼす婦人科疾患や健康リスクについて。生徒を指導する立場にある養護教諭に、専門的な立場から指導方法をアドバイスする視点で行われた。要点となるところで養護教諭と対話しながら、高校現場がかかえる健康教育の課題を探り、その疑問に応える形で進められた。

授業後のアンケートでは「生徒から、生理痛に関する質問を受ける機会が多いので、この模擬授業で正しい知識や考え方を学べた」「単なる性教育ではなく、将来的な人生設計を踏まえた内容だった。この授業は、女子生徒にはもちろん、男子生徒にとっても良い機会になる」「より専門的な話を聞くことができる医師による授業は、生徒にとって大きなインパクトがある」などの感想が聞かれた。

また同社マーケットアクセス本部アドボカシー・渉外の渡邉悠子さんは「10代の頃から自分の体についてきちんと知り、必要に応じて専門医の診察を受けるのはとても大切。生理痛を我慢したり、無理なダイエットをしたりする女子高校生が多いとの話が出たが、ネットなどから得た情報を鵜呑みにせず、困ったら婦人科に相談しにいってよいと知ってもらいたい」と話す。

平成29年度に同スクールの実施を希望する高校、高専の募集が始まっている。女子だけでなく男女合同も可。授業時間は50~100分(1~2コマ)。実施は5月中旬から来年3月までの間。費用は無料。申し込みは1月25日まで。

問い合わせは同スクール事務局(プラスエム内)TEL03(6222)5250。Eメール=kagayaki@plus-m.co.jp
同スクールのサイトに詳細。