学校の森・子どもサミット 愛知と三重を会場に

全国の参加者と多様な体験学習も経験できる(昨年のサミットから)
全国の参加者と多様な体験学習も経験できる(昨年のサミットから)

森林での環境教育に取り組む「学校の森・子どもサミット」が7月25日から27日までの3日間、愛知県豊田市と三重県大台町を会場に開催される。

全国の小学生が集い、森林や身近な自然を生かした学習活動の様子や成果を発表するほか、参加者による下草刈りや間伐材加工など森の体験活動も経験できる。教員交流の場もあり、森を通じた授業や教材のアイデアが磨ける。

同サミットは、各学校が進める森林環境教育の輪を全国に広げようと毎年実施されている。学校林や国有林など身近な森を題材にした授業実践や体験活動例を公開。これまでに、北海道の小学校が、サケが遡上する川の上流部の森を舞台にした植樹活動を報告。児童は漁師や地域の人と植樹作業を経験し、森と川と海のつながりなどを学んでいると伝えた。

教師からは実践の成果や課題なども発表された。児童は社会科などで森林と人の暮らしの関係を学んでいるが、「漁師が植樹をする」意味については疑問を抱えていた点などを指摘する。

実際に漁師と植樹を経験する中で、その思いを聞き、森と川が密接につながっているのを目の当たりにしたりして、児童が植林の意味や森の保全の大切さを実感的に理解できたと意義が示されている。

森林体験では、参加児童と教師が共に多様な活動に携わる。「森林と防災、減災」などのテーマが設けられ、グループ作業を実施。

森づくりの体験を通して、児童には考え、工夫し、助け合う経験を持たせられた。下草刈り、間伐材の皮むきなどを体験しながら、森の保全の意味も学べるようにしている。

参加など詳細については、同サミット実行委員会/℡03(6432)6580、Eメール=mail@gakkou-no-mori.org