アフラックが給付型奨学金 高校生対象に140人新規募集

アフラックは11月1日、小児がんを経験したり親をがんで亡くしたりした高校生を対象とした返還不要の奨学金制度の、平成30年度奨学生の募集を始めた。

「アフラック小児がん経験者・がん遺児奨学金制度」では、高校在学中の正規の最短修業期間内、月額2万5千円(年額30万円)を給付し、就学や進学を支援する。他の奨学金制度との併用が可能で、同社の保険契約の有無にかかわらず応募できる。奨学金は原則、4カ月分を3回に分けて給付される。

奨学金制度は「小児がん経験者奨学金」と「がん遺児奨学金」の2つに分かれる。

「小児がん経験者奨学金」では、18歳未満で小児がんを発症し、経済的理由から援助を必要とすることを要件とし、▽1年生10人▽2年生5人▽3年生5人の計20人を募集する。「がん遺児奨学金」では、(1)主たる生計維持者をがん(悪性腫瘍)で亡くし、経済的理由で援助を必要とすること(2)直近の学業成績が5段階評価で平均3・5以上。評定値を付さない学校ではこれに相当、また特定分野で全国大会に出場するなど、全国または都道府県レべルで優れた実績があること――以上を要件とし、▽1年生60人▽2年生30人▽3年生30人の計120人を募集する。

両制度とも、30年4月時点で高校などに在学予定で、奨学金申請時の前年度世帯収入または所得が指定条件を超えないのが要件となる。給付される金額や期間、方法に変わりはない。

▽募集期間は来年2月28日まで(書類必着)▽応募用紙をアフラックオフィシャルサイトからダウンロード。または電話(アフラック広報部社会公共活動推進課/℡03―5908―6413)で資料請求。

同制度の前身である「公益信託アフラックがん遺児奨学金基金」は7年に設立され、29年8月末までに、2501人の奨学生に対し、累計15億円を超える奨学金が給付された。