第13回 昭和シェル石油 環境フォト・コンテスト [わたしのまちの○と×] 入賞作品決定!

第13回コンテストの入賞作品が決定した。「学校団体賞」を受賞した一部の学校の取り組みをご紹介する。当コンテストは小学校、中学校、高校・高等専門学校の3部門から構成され、今年もたくさんの秀逸な作品の応募があった。子供たちが、環境について考えるきっかけになるということから、環境教育教材、夏休み・部活動の課題として活用している。

その他の学校団体賞、個人賞は昭和シェル石油公式ホームページに。


pr20171218kamifurano<学校団体部門受賞校> 環境フォト・コンテストへの取り組み(担当教諭コメント)

北海道上富良野高等学校(北海道)〈最優秀賞〉

この度は、学校団体「最優秀賞」ならびに個人(高等学校)部門で「銀賞」をいただき、たいへん光栄に思います。

本校は十勝岳の麓にあり、近年は外国人をはじめとする多くの観光客が十勝岳の作り出した自然を満喫するため、上富良野町を訪れています。そのため、今年度から上富良野町および「十勝岳ジオパーク推進協議会」の協力を得て、「ジオパーク学習」を開始しました。

火口巡検や地理学研修、登山道の整備などを通じて、地域に対する誇りと愛着を持ち、環境保全に対して、広く主体的に行動できるようになること目標に、生徒たちは学習をしています。

今後は、地域とともにジオパーク認定を目指し、実践を継続していきます。この度は本当にありがとうございました。

南魚沼市立第二上田小学校(新潟県)〈優秀賞〉

昨年度に続き、2回目の応募でした。いただいた資料の入賞作品やコメントを見て、比べる視点を大切にしたコンテストだと改めて勉強しました。そこで、今年度は、昨年度よりも画質の向上、比べる視点の多様さ、応募者の増加の3つに力を入れながら指導をしました。

4学年は総合学習で、6学年は理科で、その他の学年は夏休みの自由研究で取り組ませました。学習で学んだ視点を生かした作品ができてよかった、と思います。○の写真は簡単ですが、×の写真を撮るのに苦労しました。信号機のない校区であり、豊かな自然のある地域を子どもや保護者は誇りに思っているからです。それでも、×の風景や場面を見つけることで、改めて豊かな自然への喜びを味わうことができてよかったと思います。本コンテストのおかげで、よい学習の機会ができ感謝します。

国立大阪教育大学附属天王寺小学校(大阪府)〈優秀賞〉

今回、学校団体優秀賞をいただきまして、ありがとうございます。本校の子どもたちは、それぞれの見方・考え方を働かせて、様々な活動に取り組んでいます。今回の環境フォト・コンテストでも、自分たちの身の回りの環境に目をむけたときに、心に強く働きかけてくる感動や疑問をかたちにしようと、それぞれの見方・考え方を働かせて写真を撮ってくることができました。どの子どもたちも、主体的に取り組み、自分の意図がどうすれば伝わるのかを考え、それにふさわしい写真とは何かを考えることができました。この受賞をきっかけとし、本校の子どもたちが、自身を取り巻く身近な環境に興味をもち、自分だけでなく、そこに暮らす人々や生き物にとってより良い環境の在り方とはどういうものなのかということを、考え続けるようになってくれることを願っています。

私立広尾学園中学校(東京都)〈優秀賞〉

本校では3年目になるコンテストで、自分たちの身の回りをしっかりと見つめてほしいという考えから、中学生全員が夏休みの課題として挑みました。このコンテストは、さまざまな教科を横断して多様な課題を捉える非常に良い機会になっていると思います。美術の課題として取り上げたことで、生徒が感じた気持ちをいかに伝えるか、写真も1枚だけではなくさまざまな方向から撮ることで意図が明快になる点も伝えました。そういった視点や考え方は、地球全体を考えるときにとても大切であると感じております。今現在起こっているさまざまな問題を、生徒たちが将来いろいろな角度で見つめ直し、自分の意見を発信できるようになってもらいたいと思っています。この度は、学校優秀賞ならびに個人賞としても2人が受賞をいただき誠にありがとうございました。

国立岡山大学教育学部附属中学校(岡山県)〈優秀賞〉

本校では毎年理科の夏休みの課題として、科学研究とともに選択課題に取り組んでおり、本コンテストにも全校生徒の半数以上が参加させていただきました。応募用紙にあった「あなたのちからで、あなたのまちの×を○に」という言葉。日頃何気なく接している身近な自然や環境と自分との関係。未来に繋いでいかなければならない大切なものがそこにあります。その意識で自然や環境と関わることができているだろうか。自分の行動は果たして○なのか×なのか…。今一度立ち止まり、五感を使ってしっかり捉えてみよう、そして「伝える」ことをイメージして写真におさめよう…。自分にできること、自分から始めなければならないことと向き合うために…。生徒と語り合い、仲間と課題を共有し、未来の地球に希望をもちながら、楽しく取り組ませていただくことができ、感謝の思いでいっぱいです。

名古屋市立工芸高校(愛知県)〈優秀賞〉

本コンテストには、昨年からグラフィックアーツ科1年生40人が夏休み課題として応募させていただいています。2年連続でクラス単位で応募したことが評価されたのだと思います。改めてお礼申し上げます。
グラフィックアーツ科では印刷をメインに、写真についても座学と実習で学習しています。そこで、1年生に社会的テーマ設定のある写真コンテストに参加させたいと考えて、応募させました。正規の課題として、未提出なら教科成績が「1」になる事としました。

写真撮影に興味や自信が無い者でも取組みやすいように、所持率100%のスマホ撮影を可としました。プリンタ出力のために撮影データをスマホからPCに移す事が初めてで簡単にはできず、戸惑う者も多かったですが、その経験は初心者である生徒にとっては貴重でありがたいものでした。

私立関西創価高等学校(大阪府)〈優秀賞〉

本校では全生徒が、「環境」「開発」「人権」「平和」の4分野からアプローチして学ぶ探求型総合学習「GRIT」に取り組んでおり、その学習とも連携をさせながら授業を進めています。生物の多様性や生態系などを学ぶにあたっては、校内フィールドワークの実施、国連で開催された気候サミットのニュースの視聴などを行いました。

そんな中でこの環境フォトコンテストと出会い、夏休みの宿題として出したところ、多くの生徒が取り組んでくれました。GRITの取り組みでさまざまな環境問題に対する視点を広げられたことや、自分自身の考えを深められたことが、今回の受賞につながったのではないかと思います。

今後も生徒がさらに力をつけ、世界を舞台に活躍できるように、教育活動の充実に努めて参ります。

私立萩光塩学院中学校・高等学校(山口県)〈ブライターエナジーアライアンス賞〉

「私のまちの○と×」の作品募集パンフレットを見るたびに、ユニークな企画に惹かれ、ぜひ挑戦してみたいと考えていました。中学校は、3年前から理科の課題として全学年で取り組み、高等学校は、昨年は有志で、今年は高1が社会の課題として挑戦しました。萩市は、今も古地図で町歩きができる、歴史ある城下町です。また、海や山に囲まれた豊かな自然に恵まれ、人々は今も自然と共生して暮らしています。このような萩市ですが、近年環境破壊や深刻な過疎化問題に直面しています。生徒たちは今回身近な環境に目を向けることで、改めて萩の良さを再認識すると共に、地域の課題にも気付くことができました。これからも貴コンテストに挑戦し、理科と社会科の異なる視点やアプローチ法を生かしながら、環境教育を充実させていきたいと思います。

今年から、ブライターエナジーアライアンス賞を学校団体部門に新設。

※ ブライターエナジーアライアンス:今年5月9日に昭和シェル石油株式会社と出光興産株式会社は、経営統合に先立ち企業グループを形成して協働事業を強化・推進するため「ブライターエナジーアライアンス」を立ち上げた。国内石油事業シナジーの追求、戦略議論の実施に加え、社会貢献活動を含む経済効果以外の取り組みを推進する。両社の協働開始に伴い、今年から昭和シェル石油賞に替えて、ブライターエナジーアライアンス賞を新設した。