独自の視点で名古屋城を調査 愛知県の小4に文科大臣賞 城の自由研究コンテスト

受賞者の皆さん
受賞者の皆さん

第16回小学生・中学生「城の自由研究コンテスト」の表彰式が1月8日、東京都千代田区の学士会館で行われた。同コンテストは、(公財)日本城郭協会と(株)学研プラスが主催し、文科省と教育新聞社などが後援した。

式では、応募作品392点の中から選ばれた入賞作品20点が表彰された。文科大臣賞は、愛知県一宮市立萩原小学校4年生、鵜飼航さんの「『尾張名古屋は城でもつ』は本当か?これであなたも名古屋城博士」が受賞した。

鵜飼さんは名古屋城の石垣、とくに刻印や石材の特長に着目し、その石材をどこから集めたかを調べてまとめた。石垣の石は同じ場所の石ではなく、さまざまな武将がそれぞれ異なった場所から集めてきたもので、影響力や強さを示すものであることを明らかにした。さらに自身でアンケート調査を行い、文化財保護の視点も持ちつつ市民目線に立って、名古屋城の調査・分析を実施。審査員から、取材力、独創性、目の付けどころ、描き方などが優れていると高く評価された。

また、同協会理事長の小和田哲男静岡大学名誉教授は「お城研究のポイント」について、(1)「なぜ」「どうして」「本当にそうなのか」という疑問を持つ(2)本に書かれていることなどを出発点に、精通している人に話を聞く(3)実際に現地に足を運び、疑問を解決する(4)お城は何でも研究素材になるので、自分なりの工夫を凝らす(5)地域や土地に愛着を持つ――の5点を挙げた。

他の受賞者など詳細は、同協会ホームページ