調べてみよう!食べてみよう!おみそ 第25回作文・新聞コンクールの入選作品決まる

みそ健康づくり委員会が刊行する小学校家庭科副読本「調べてみよう!食べてみよう!おみそ」の第25回作文・新聞コンクールの入賞作品を決める審査会が、昨年12月19日、東京・千代田区のアルカディア市ヶ谷で開かれた。

作文部門は応募作品約2700点の中から、文部科学大臣賞が埼玉県本庄市立旭小学校の松本陽花さん(5年)に贈られたほか、最優秀賞は、オランダアムステルダム日本人学校の渡辺風子さん(5年)ら3人に、優秀賞は、青森県平川市立平賀東小学校の齋藤美玖さん(6年)ら6人に、佳作は、千葉県柏市立増尾西小学校の吉武更紗さん(6年)ら7人に贈られた。また新聞部門は、応募作品約1200点の中から、みそ健康づくり委員会委員長賞が宮城県宮城郡利府町立利府第二小学校の樋口歩さん(6年)に、優秀賞が大阪府豊中市立泉丘小学校の正木里奈さん(5年)ら9人に贈られた。

学習指導要領に基づく小学校家庭科の調理実習では、みそ汁の調理が行われるが、「伝統食、優れた健康食としてのみそについてより一層認識を深めてもらおう」と、みそ健康づくり委員会が副読本「調べてみよう!食べてみよう!おみそ」(監修櫻井純子元文部省主任視学官、山本泰(一社)中央味噌研究所理事)を過去25年間刊行。平成29年度は、全国の小学校を対象に約33万部を無料配布した。

今年の作品について監修者の櫻井氏は、「新学習指導要領では『伝統や文化に関する教育の充実』が重視される。日本の伝統食・みそについて、子供たちは、みそ工場を見学するなどさまざまな角度から考えを深めて作文・新聞で表現しており、感心した」と述べている。

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【文部科学大臣賞受賞作品】

欠かせないみそしる

埼玉県本庄市立旭小学校5年 松本 陽花

わが家の朝食は、必ずみそしるが出てきます。友達に言うと、おどろかれるけど、食パンとみそしるが一しょに出てくる事もめずらしくありません。それは、たくさんの野菜をおいしく食べてほしいという母の願いから、欠かさず毎朝作っているそうです。

そんなわが家にとって欠かせないみそを買いに、私も一しょに出かける事があります。

お店では、みその販売と一しょに、みそをせい造しており、工場を見学する事ができます。大きなたるが何こもならべられ、まだ完成前のみそが発こうさせてあります。あついガラスでさえぎられているはずなのに、濃いみそのにおいがほんのりかおり、ガラスの中は、どれくらい濃いかおりがするのだろう、といつも考えてしまいます。

先日、母と一しょにみそを買いに行きました。私がみその並んだおけをじっくり見ていると、それに気づいたお店の人が、おけのみそを少しずつ食べ比べさせてくれました。

甘いみそ、少しからめのみそ、こくのあるみそ、白いみそ、赤っぽいみそ、色も味もちがいました。同じみそなのに、ちがいがあるのはどうしてだろうと、ぎ問に思い、調べてみることにしました。

みそは、原料、味、色によって分けられる事が分かりました。原料による分類では、大豆に米こうじを加えた物、麦こうじを加えた物、大豆のみを使用している物と、主原料がちがいます。味による分類では、食塩の量やこうじ歩合によって、甘口、辛口というちがいがでます。色による分類では、大豆の原料の種類、大豆を蒸すのか煮るのか、こうじの量などいろいろな条件によってかわってきます。

みそは、工夫や手間をかけて作られている事が分かりました。これから、大人になっても欠かさず食べていきたいと改めて強く思いました。