書道でてっぺんを目指した高校生に内閣総理大臣賞

授賞者・関係者のみなさん
授賞者・関係者のみなさん

㈱旺文社主催の第61回全国学芸サイエンスコンクール(後援・内閣府、文科省、環境省)の表彰式が3月9日、都内で開催された。コンクールは、小学生から高校生までを対象に、研究作品や絵画、作文など12部門で募集。全国2699校から13万3284点の応募があった。

最優秀賞の内閣総理大臣賞は、新潟県立新津南高等学校2年生の松尾さくらさんによる「いきたい」(高校生の部・書道部門)が受賞した。受賞作品は書道部の夏合宿で仕上げたという。合宿中は納得できる作品ができず、さまざまな書家の書作動画や作品集を見ながら試行錯誤する中、「頑張っていい作品を作りたい」という思いの強さから「強くいきたい」という気持ちを言葉にした作品にたどりついた。「いきたい」の字体はそれぞれ変化させ、墨の濃淡や太さにも意識をめぐらし、ところどころに違う言葉も入れ、楽しみながら書いた作品。

受賞者を代表してあいさつした松尾さんは「1年生の文化祭で、『私と一緒にてっぺんをとらないか』と声をかけてくれた顧問の先生に感謝を伝えたい」と喜びを語った。

このほか、文科大臣賞を受賞したのは、次の6作品。

▽社会科自由研究部門小学生の部/千葉県船橋市立海神南小学校5年生の三ツ井公美知さん「41日間総理大臣になってみた」

▽社会科自由研究部門中学生の部/宮城県仙台二華中学校1年生の缶皓子さん「(仙台宮城の)水の道」

▽人文社会科学研究部門高校生の部/東京都東京大学教育学部附属中等教育学校6年生の村松波さん「中高生ができるボランティア -2020年東京オリンピック・パラリンピック大会において考える-」

▽絵画部門小学生の部/東京都新宿区立落合第四小学校6年生の湯峰花怜さん「Mix」

▽小説部門中学生の部/岐阜県恵那市立串原中学校3年生の安藤帆乃さん「一瞬が一生になるとき」

▽絵画部門高校生の部/岡山県明誠学院高等学校2年生の井上結美子さん「褪める」。

他の受賞作品、受賞者などの詳細は、次の同コンクールホームページで。