日本童謡賞・特別賞 星雅裕氏らに 童謡文化賞に「わらべ館」

贈呈式で記念撮影に収まる受賞者ら

(一社)日本童謡協会(湯山昭会長)主催の第48回日本童謡賞と2018年童謡文化賞(東京書籍(株)協賛)の贈呈式が6月1日、都内で開かれた。

日本童謡賞の該当者・作品はなかった。日本童謡賞・特別賞は(株)くもん出版、舞台監督・舞台制作者の星雅裕氏、コンサートの舞台制作を手掛ける竹内幸子氏に贈られた。

童謡文化賞はわらべ館((公財)鳥取童謡・おもちゃ館)が選ばれた。

同館は童謡館とおもちゃ館の複合施設として1995年に開館して以来、「すべての子どもたちと 子どもの心を忘れない すべての大人たちのために」をメッセージを掲げ、童謡と唱歌、新しい子供の歌の普及活動に積極的に取り組んできた。日本の文化所産を次世代に継承する拠点施設としての功績が高く評価された。

吉田茂元文化庁長官は「子供たちの歌や音楽が多様化する中、新学習指導要領では、中学校の音楽科の目標を、生活や社会の中で、音、音楽、音楽文化と豊かに関わる資質、能力を育成することを目指すとしている。そのような中で、童謡が子供たちに果たす役割は大きい」と述べた。

今年7月1日は、鈴木三重吉による児童文芸誌「赤い鳥」の刊行から100年目を迎える。この児童文芸誌づくりに日本を代表する詩人や作曲家が参画して童謡が生まれた。その思いを引き継ぎ、日本童謡協会は1971年に日本童謡賞を、2002年に東京書籍(株)の協賛を得て童謡文化賞を設け、童謡文化の普及発展に寄与した個人、団体を表彰している。