広島県と鹿児島県小学生2人に文科大臣賞「木のあるくらし」をテーマに作文コンクール

第21回「木のあるくらし」作文コンクールの表彰式

(一社)日本木造住宅産業協会主催の、第21回「木のあるくらし」作文コンクール(住宅金融支援機構共催、国交、文科、農水、環境、外務各省ほか後援)の表彰式が10月27日、東京都文京区の住宅金融支援機構すまい・るホールで開催された(写真)。

小学校低学年の部と高学年の部で、各省の大臣賞を含む入選34人、佳作20人、団体賞4校が選ばれた。コンクールには、海外の日本人学校・補習校6校を含む全国の小学校1093校から、1万882点の応募があった。

文科大臣賞は、低学年の部が広島県の東莉子さん。高学年の部が、鹿児島県の阿部恵さん。

東さんの作品「土手の春、夏、秋、冬」は、東さんの住まい近くにある川辺の土手の、数々の木に焦点をあて、四季折々の移り変わりを、優れた情景描写で表現した点が評価された。

阿部さんの作品「スマイルの木」は、阿部さんの入学時、学校にある樹齢140年近くのケヤキの成長を促そうと太い木の枝を切ったとき、その切り口がスマイルマークにそっくりだったことから「スマイルの木」と呼ばれるようになった話。木の歴史と自分の成長を対比させながら、感性豊かな表現と読み手を引き付ける書き出しが評価された。

審査講評で、イラストレーターのはせがわゆうじ審査委員長は「皆さんにおすすめしたいことがある。真っ白な紙に、好きなことを書いてみるといい。それは作文、詩、絵など何でもよい。何もないところから一から作り出すことは、日頃、自分が心の奥底で思っていること、考えていることに気が付き、整理することにつながる。また、何かを作り出すことは、世の中の見え方も変わってくる」と受賞者にアドバイスした。

他受賞者は、同コンクールのサイトに。