気持ち伝わる親切を表彰 「小さな親切」運動で全国表彰式

(公社)「小さな親切」運動本部(鈴木恒夫代表)主催の平成30年度「小さな親切」運動全国表彰式が11月24日、東京都千代田区の東海大学校友会館で開催された。第43回「小さな親切」作文コンクール(後援/内閣府・文科省・NHK、毎日新聞社)、第34回「小さな親切」はがきキャンペーン(後援/日本郵便(株)・読売新聞社)の入賞・入選者、「小さな親切」運動推進功労者内閣官房長官賞、「小さな親切」運動大賞などが決定し表彰された。

作文コンクールは全国の小・中学生を対象にした「小さな親切」がテーマの作文。応募総数4万6323編。入賞・入選者は129人。はがきキャンペーンは、「心から伝えたいありがとう」「『やだな!』自分だったら…」をテーマに内容を書きつづる。応募総数2193編。入賞・入選者は25人。

作文コンクールでは内閣総理大臣賞に徳島県徳島市加茂名南小学校5年生・田渕伶愛菜さんの「奇跡」が、文部科学大臣賞に島根県島根大学教育学部附属中学校3年生・岩見涼さんの「勇気のタオル」が受賞した。表彰式では、田渕さん、岩見さんがともに自身の作品を朗読した。

田渕さんの作品は、小学校に入学したばかりの作者が母の日にカーネーションをプレゼントしようと購入費をためるため1回につき10円の家のお手伝いを継続し母の日に目標金額の250円を達成。意気揚々と買いに行くが小学1年生当時は消費税のことを認識しておらず20円足りなかった。自分の力でプレゼントすると決めていただけに悔しさがにじむ。お店のおばちゃんが、もう一度数えてみると270円あるという。何気なく20円を足してあげたことを「神様の奇跡」と対応したおばちゃんの優しい心遣いと作者の母への優しい思いを作品に込めた点が評価された。

作文コンクールの入賞・入選作品は後日、同法人HPで公開予定。