「みんなの学校」をつくる 校長リーダーシップ研修開催

ファシリテーターは大阪市立大空小学校初代校長の木村泰子氏

障害者権利条約の下、日本の学校教育は、全ての子供が普通学校で共に学び合う「みんなの学校」(School for all: インクルーシブな学校)へと転換する必要に迫られている。しかし、普通学級では「ちょっと気になる子」とどう付き合って良いか分からず、支援担当の教師やボランティアに任せてしまっている学校も多い。

「みんなの学校」(School for all)をつくるために、学校はどのように転換すべきなのか。そして校長は何をしなければならないのか。講義とワークショップを通して具体的に学ぶ研修会が、東京大学大学院教育学研究科バリアフリー教育開発研究センター主催で来年2月14、15日の両日行われる。

各セッションは1時間の講義と1時間のワークショップで構成される。ワークショップのファシリテーターは大阪市立大空小学校初代校長の木村泰子氏。

1日目(午前10時~午後6時)の各セッションは、▽ドキュメンタリー番組「みんなの学校」上映▽「発達障害」は学校でつくられる?~医療から教育現場にお願いしたいこと(あきやま子どもクリニック院長、日本小児保健協会会長/秋山千枝子氏)▽校長として「チーム大空」をどのようにつくったのか(大阪市立大空小学校初代校長/木村泰子氏)。

2日目(午前10時~午後6時)の各セッションは、▽学校でひとりひとりの違いを大事にするために何が重要か~障害の社会モデルからみえてくること(東京大学大学院教育学研究科/星加良司准教授)▽校長がやるべきこととやってはいけないこと~教育法や海外の議論からみえてくること(東京大学大学院教育学研究科/勝野正章教授)▽「みんなの学校」を実現するための校長の役割はなにか(東京大学大学院教育学研究科/小国喜弘教授)▽自分の学校を「みんなの学校」にするために明日から何を始めるか(大阪市立大空小学校初代校長/木村泰子氏)。

対象は全国の国公私立の小・中学校の校長、または校長相当職として勤務している方、今後校長になる予定の方に限定。費用は無料(2日目終了後に懇親会あり。参加希望者は5千円)。場所は東京大学本郷キャンパス。募集人数は80人で、12月24日(月)12時から先着順で受付。申し込み、詳細についてはバリアフリー教育開発研究センターのサイトへ。