高校内居場所カフェの活動に全国大賞 “こころを育む活動”パナソニック教育財団

(公財)パナソニック教育財団(小野元之理事長)は2月8日、東京都千代田区の東海大学校友会館で「子どもたちの“こころを育む活動”表彰式」を開催した。全国各地の団体から75件の応募があり、審査の結果、全国大賞1団体、優秀賞5団体が選ばれ、全国大賞には特定非営利活動法人パノラマ(神奈川県)が選ばれた。

同財団では、子供の心を明るく育てるため「こころを育む総合フォーラム」(座長・鷲田清一京都市立芸術大学理事長・学長)を組織し、全国的な活動を展開している。「子どもたちの“こころを育む活動”」はその一環として、学校と関わりながら、地域、家庭、企業など、さまざまな立場の人がともに行う活動事例を募集し、顕彰するもの。

全国大賞に輝いた特定非営利活動法人パノラマは「高校内居場所カフェ ~先生でも親でもない大人がいる、文化的シャワー提供の場~」のテーマのもと、週に一度、さまざまな背景を持つ生徒が集中する神奈川県内の課題集中校で、図書館や多目的室を利用した「居場所カフェ」を開催。カフェでは、無料でジュースやお菓子を提供し、ボランティアともゲームや会話を通して多様なロールモデルを学びながら生きる力を育んでいる。季節の行事などの文化的な機会の提供や就労支援を行うことで、豊かな人生を送ることを願い、中退や進路未決定を防ぐことを目的とした活動である。校内カフェが困難な状況にある生徒たちのこころの癒やしの場になっており、さらにソーシャルワーカーなどの連携による課題解決の入り口になっている点などが高く評価された。

優秀賞の受賞5団体は次の通り。

▽こどものまちミニかぬま実行委員会(栃木県)▽非営利任意団体「生」教育助産師グループOHANA(愛知県)▽大阪府立堺工科高等学校 定時制の課程(大阪府)▽岡山県立誕生寺支援学校 地域との交流会実行委員会(岡山県)▽社会福祉法人 心耕福祉会(宮崎県)

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