第50回「博報賞」 5部門で推薦応募受付中

多くの優れた実践が博報賞の贈呈を受けている
児童教育の現場を支援

児童教育現場の活性化と支援を目的に団体・個人を顕彰する「博報賞」は、今回で第50回の節目を迎える。主催している博報財団(公益財団法人博報児童教育振興会)では、「子供たちの『ことばの力』『豊かな人間性』育成につながる草の根的な貢献や今後のモデルケースとなる活動、子供たち一人ひとりの笑顔と成長が見える実践を求めています」と、積極的な推薦応募を呼び掛けている。

候補者となる資格は、日本国内において、国内の小・中学生を中心とする子供を対象とした、教育活動の実践者・団体。1970年の開始以来、昨年までの顕彰総数は団体・個人合わせて1200件を超える。

対象部門は、次の5部門となる。

○国語・日本語教育部門 あらゆる学びの場における「ことば教育」「言語文化に関する教育」の実践・指導・研究。言語活動の充実、コミュニケーション能力の向上につながる活動、日本語指導の実践など。

○特別支援教育部門 特別な支援や配慮が必要な子供への教育的支援に関する実践・指導・研究。

○日本文化・ふるさと共創教育部門 日本の文化・伝統の学習を通し、国やふるさとへの愛着と誇りをもち、日本文化の継承・発展を担い、発信できる子供たちを育てる教育実践・研究。

○国際文化・多文化共生教育部門 多様な文化の相互理解を推進し、共に学び、共に暮らし、共に生きていくことにつながる教育実践・研究・活動。
○教育活性化部門 上記以外の分野で、多様な場における教育の変革を促進する実践・活動・研究。新たな教育課題への取り組みなど。

推薦応募は、推薦資格を有する第三者による応募のみ受け付ける。博報財団ホームページより、推薦要項・応募書類をダウンロードするか、資料請求し使用する。

推薦資格を持つのは、各自治体の教育長、教育事務所長、教育センター長、各種校長会会長、私学協会会長、国際交流協会会長、日本国内の大学・大学院教授および准教授、各部門に造詣の深い団体の代表・部会長など。

審査委員長は、柘植雅義・筑波大学教授。審査委員は、伊藤亜希子・福岡大学准教授▽東風安生・北陸大学教授▽佐久間亜紀・慶應義塾大学教授▽滝川国芳・京都女子大学教授▽田村学・國學院大學教授▽成田信子・國學院大學教授▽森山卓郎・早稲田大学教授▽山元隆春・広島大学教授▽結城恵・群馬大学教授(敬称略五十音順)。

賞の内容は受賞者それぞれに正賞・賞状と、副賞

▽博報賞 100万円

▽功労賞 50万円

▽奨励賞 30万円

が贈呈される。

推薦受付締切は、6月28日(金)、博報財団必着。受賞者は9月下旬に発表され、贈呈式が11月8日(金)に行われる。

詳しい情報は、博報財団ホームページまで。

博報財団 正式名称は公益財団法人博報児童教育振興会。1970年「ことばの力を育むことで、子供たちの成長に寄与したい」との願いから設立された。

次代を担う子供たちの豊かな人間性の育成のために、児童教育の実践者を顕彰する「博報賞」をはじめ、「児童教育実践についての研究助成」「国際日本研究フェローシップ」「世界の子ども日本語ネットワーク推進」「博報財団こども研究所」「博報教職育成奨学金」など、「ことば」「文化」の領域を中心に児童教育の支援につながる六つの事業を行っている。