一輪車を学校などに2千台 日本一輪車協会が寄贈 達成感が自己肯定感に

(公社)日本一輪車協会(田中壮一郎会長)は6月10日、今年度の一輪車寄贈式を東京都千代田区の東海大学校友会館で行った。

寄贈は(一財)日本宝くじ協会の助成を得て実施。都道府県・指定都市教委から推薦された学校、(公財)日本体育施設協会から推薦された体育施設など200カ所に計2000台が贈られた。寄贈台数は事業が1981年に開始されてからこれまでの39年間で、累計約8万台以上に及ぶ。

東京オリンピックを翌年に控え、国民のスポーツへの関心が高まる中、自然な形でスポーツが取り込まれる「スポーツ イン ライフ」という姿を国は目指している。一輪車は幅広い世代に楽しみなら健康と体力を養うことができるスポーツとして普及しており、特に小学校では子供の体幹を鍛え、バランス感覚を育てる上で効果的なスポーツとされ、全国各地の9割の小学校で一輪車が活用されている。

寄贈先を代表して鯵坂映子東京都町田市立南成瀬小学校長は「子供たちは一輪車が大好きで、休み時間、放課後、学童クラブでも練習している。乗れるようになれた達成感は自信へと変わり、自己肯定感にもつながる。バランス感覚を高め、基礎的運動能力も向上する。本校は東京都のコオーディネーショントレーニング地域拠点校に指定され3年目を迎える。一輪車とコオーディネーショントレーニングを通して、子供たちの基礎的な運動能力の向上を目指していきたい」と思いを述べた。