心温まる親切を表彰 「小さな親切」運動で全国表彰式

(公社)「小さな親切」運動本部(鈴木恒夫代表)主催の令和元年度「小さな親切」運動全国表彰式が11月23日、東京都千代田区の東海大学校友会館で開催された。

第35回「小さな親切」はがきキャンペーン(後援/日本郵便(株)・読売新聞社)、第44回「小さな親切」作文コンクール(後援/内閣府・文科省・NHK、毎日新聞社)、の入賞・入選者、「小さな親切」運動推進功労者内閣官房長官賞、「小さな親切」運動大賞などが決定し表彰された。

はがきキャンペーンは、「心から伝えたいありがとう」をテーマに内容を1枚のはがきに書きつづる。応募総数2026編。入賞・入選者は25人。大賞には千葉県・赤松沙織さんの「もうひとりのけいちゃん」が受賞した。

作文コンクールは全国の小・中学生を対象にした「小さな親切」がテーマ。今回は特別テーマとして「世界との出会い~ありがとう、どういたしまして~」も設定された。応募総数は4万2379編で、入賞・入選者は130人だった。

内閣総理大臣賞に静岡県静岡市立安倍川中学校3年生・大谷紗耶香さんの「小さな勇気」が、文部科学大臣賞に鹿児島県鹿児島大学教育学部附属小学校6年生・山下秋亮さんの「やさしい時間であふれるように」がそれぞれ栄冠に輝いた。

表彰式では、内閣総理大臣賞を受賞した大谷さんが自身の作品を朗読した。作品の概要は、電車の中で泣き出した幼子に対し、乗客の一人の大人が「静かにさせろよ」と冷たい言葉を発し不快な空気が車中に漂うが、2人の男子高校生が明るく、その幼子をあやし、幼子と母親を安心させた、というもの。そんな小さな勇気に触発された思いをつづっている。

作文コンクールの入賞・入選作品は後日、同法人のHPで公開予定。