ワーホリ、食品ロス、ジェンダー問題で斬新なプレゼンが展開 第8回全国学生英語プレコン

第8回全国学生英語プレゼンテーションコンテスト(主催・神田外語グループ、読売新聞社)が11月30日、東京都千代田区のよみうり大手町ホールで行われた。コンテストは、高専、専門学校、短大、大学、大学院の学生らが対象。個人の部とグループ(2~3人1組)の部に、全国から793人の応募があり、予選を勝ち抜いた5人と5組が本選に進出し、日頃の成果をぶつけ合い独創的なプレゼンを繰り広げた。

このコンテストの狙いは、ビジネス現場で英語でのコミュニケーションの機会が非常に増加するという状況に伴い、実践的に対応できる英語活用能力を育成する場を学生らに提供するというもの。

プレゼンテーションのテーマは、①外国人の若者を日本へ! ワーホリ計画を提案②世界を救え! 食品ロスの削減を提案③ジェンダー問題を考えるワークショップを提案! ――の3つから選択。

最優秀賞のバネルジー トリシットさん 画像/神田外語グループ提供

最優秀賞の文部科学大臣賞には、個人の部では東北大学大学院理学研究科1年のバネルジー トリシットさんが栄冠に輝いた。副賞として奨学金100万円などが贈られた。

トリシットさんは①のテーマを選択。2011年の東日本大震災以降、人手不足に直面する福島県において、その解消と活気を取り戻すためのワーキングホリデー制度を活用した企画について提案した。

制度利用者には「赤べこやこけしなどの郷土品作りや農業など職場経験が選べる」「ことばや文化、情報交流の機会が得られる」「社会貢献と目的意識がもてる」などの利点があり、一方、福島県には「人手不足の解消」「多くの文化と出会える機会を提供できる」「福島県の良いイメージを発信できる」などの利点があるなど双方にプラスとなる工夫を凝らしたものであった。

優秀賞には、個人の部でテーマ②を選択した文京学院大学外国語学部3年の笹原響心さん、団体の部でテーマ③を選択した由地莉子さん(東京大学教養学部4年)、黒住奈生さん(東京大学教養学部4年)、相川元宏さん(一橋大学経済学部4年)が受賞。副賞として奨学金30万円などが贈られた。

審査は、内容、プレゼンテーションの構成、口頭発表力、説得力、質疑応答力を基準になされ、中でも実践力が試される質疑応答力は重要なポイントとなった。

詳細は後日、HPに掲載予定。