身近な親切への気づきに多くの作品が集まる 第45回「小さな親切」作文コンクール

(公社)「小さな親切」運動本部(鈴木恒夫代表)主催の第45回「小さな親切」作文コンクール(後援=内閣府・文科省・NHK、毎日新聞社)の入賞・入選者がこのほど決定した。

作文コンクールは全国の小・中学生を対象にした「小さな親切」がテーマ。今回は特別テーマとして「世界との出会い~ありがとう、どういたしまして~」も設定された。応募総数は2万3704編で、入賞・入選者は130人だった。

内閣総理大臣賞には千葉県船橋市立三山東小学校4年生・島田侑芽さんの「みんなが笑顔になりますように」が、文部科学大臣賞には、山形県山形市立第五中学校1年生・金成千彩さんの「コロナで変化した親切」がそれぞれ選ばれた。

内閣総理大臣賞の島田さんの作品内容は、コロナ禍の中での思いやりを描いたもの。夏休みに祖父母の家に行けない代わりにプレゼント品を作成し送ろうと、材料を買うため、一人でスーパーを訪れた際、入口でマスクをしていないため入店を断られている一人のお年寄りを見かける。作者が店を出る時になっても、周りの目を気にしてまだ入店できずに入口に立ちすくんでいた。誰も声をかけない中、作者が声をかけ、予備で持っていたマスクを提供してあげると笑顔でお礼を告げ、入店して行った―。というもの。苛立ちを感じる時だからこそ、思いやりを持ち、支え合うことの大切さを気づかせてくれる作品として高く評価された。

また、「心から伝えたいありがとう」をテーマに内容を1枚のはがきに書きつづる第36回「小さな親切」はがきキャンペーン(後援/日本郵便(株)・読売新聞社)の入賞・入選者も決定し応募総数2074編の中、入賞・入選者は25人。大賞には三重県・二村直子さんの「二つの花束」が受賞した。

作文コンクールの入賞・入選作品は1月18日(月)から順次、同法人のHPで公開予定。

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