「子どもたちの“こころを育む活動”」特定非営利活動法人おやこ劇場松江センターが全国大賞受賞 全国各地から148団体の応募

(公財)パナソニック教育財団(小野元之理事長)は2月2日、東京都千代田区の霞山会館で「2020年度 子どもたちの“こころを育む活動”」表彰式をオンラインで開催した。全国各地の団体から148件の応募があり、審査の結果、全国大賞1団体、優秀賞5団体、奨励賞1団体の7団体が受賞した。

同財団では、子供の心を明るく育てるため「こころを育む総合フォーラム」(座長・鷲田清一大阪大学名誉教授)を組織し、全国的な活動を展開している。「子どもたちの“こころを育む活動”」はその一環として、学校と関わりながら、地域、家庭、企業など、さまざまな立場の人が共に行う活動事例を募集し顕彰するもの。

今回、全国大賞に輝いたのは特定非営利活動法人おやこ劇場松江センター(島根県)「げきじょっこまつり 初めてのお買い物」。1983年から続いている、おもちゃのリサイクルフリーマーケットで、買いもの時は大人の口出しを禁止している。「初めてのお買い物」を通して、幼い子供たちの自立心やコミュニケーション力、社会性が育まれる活動であり、家族も新たな気付きを得ることで、子供の心の尊重につながっている点が高く評価された。

審査総評では、特定非営利活動法人育て上げネットの工藤啓理事長が「今回は子供と大人が相互に心が育まれた活動が多かった。活動を通して育まれる多くのストーリーや子供たちの笑顔と言葉を大切にして、受賞の7団体を決定した」と述べた。

また、優秀賞と奨励賞を受賞した団体は次の通り。

【優秀賞】

▽学童における感染症予防教育研究班(北海道)「子ども達から市民へ届ける感染症予防啓発活動」▽三川町中高生ボランティアサークル 来夢来人(山形県)「地域に根ざした、中高生の〝恩返し〟活動」▽一般社団法人できわかクリエイターズ(大阪府)「重度障害児者の『できる』、『わかる』、をICTで可能にする」▽特定非営利活動法人生涯学習サポート兵庫(兵庫県)「生きる力を身につける『無人島学校』」▽いいづか人材育成グループ『ユリシス』(福岡県)「中高生が継続して実践する外国人支援をはじめとした地域貢献」

【奨励賞】

▽一般社団法人HOMEステーション(大阪府)「フードパスひらの―子どもの居場所と親の余白つくり―」

受賞団体の活動の詳細はホームページを参照。

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