優勝は茨城県ひたちなか市立美乃浜学園 第16回全国学校給食甲子園

 認定NPO法人21世紀構想研究会(馬場錬成理事長)が主催し、文科省、農水省などが後援する第16回全国学校給食甲子園の表彰式が12月4日にオンライン形式で開催された。

 学校給食を調理している学校または学校給食センターに勤務している栄養教諭あるいは学校栄養職員と調理員が2人1組になって献立内容を競い合うもので、応募1355校から選考を勝ち抜いた12チームが決勝に進んだ。

 審査の結果、茨城県ひたちなか市立美乃浜学園(保立貴博栄養教諭、關山春美調理員)が優勝の栄誉に輝いた。その献立は、▽干しいもとちりめんじゃこの混ぜごはん▽牛乳▽奥久慈しゃもとれんこんのかみかみソテー▽茨城彩り野菜とさくらだこの梅香さっぱりあえ▽常陸の輝き まろやか豚汁▽バインベリー。

 同校は2021年4月に3小学校と2中学校が統合して開校した小中義務教育一貫校。ひたちなか市は豊富な水産物や農作物などに恵まれており、市内の学校では農協や漁協の協力を得て、さつまいも栽培、干しいも作り、魚のつみれ作りなど、自ら育て、加工調理し、味わう食育体験が行われている。

 そういった背景もあり、同校の献立は、郷土愛を育み、地場産物の理解を深める工夫が施されていた。混ぜごはんは全国シェア90%を占める干しいもと常陸沖産のちりめんじゃこを、ソテーは県のブランド地鶏「奥久慈しゃも」と生産量日本一を誇るれんこんを使用。さらに、あえ物は常陸沖で捕れる「さくらだこ」と水戸名物の梅であえ、汁物は県のブランド豚「常陸の輝き」を使い、デザートはひたちなか市特産のつる付きいちご「バインベリー」を添えた。

 審査講評において長島美保子審査副委員長((公社)全国学校栄養士協議会会長)は「学校給食摂取基準を順守した栄養管理のもと学校給食として実施された献立を募集した。審査基準は、地場産物を学校給食に効果的に活用し、その特色が生かされているもの、子供が喜び郷土愛を育む献立、学校における食育の教材となる給食、衛生管理や彩りへの配慮などとした。優勝した美乃浜学園は、審査基準を満たしたバランスの良い献立で彩りも美しく、食育の教材としても効果的な内容であった」と高く評価した。

 今回の決勝大会の結果や詳細に関しては学校給食甲子園サイトを参照。

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